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| 報道年月日 |
2021/12/18 |
| 報道機関名 |
宇部日報、山口新聞 |
| 会員名 |
宇部興産 |
| タイトル |
興産、明和化成を吸収合併 |
| 報道記録の内容 |
【宇部日報】
宇部興産が来年４月１日に、１００％子会社の明和化成（河野敬社長）を吸収合併する。１７日の取締役会で決議した。
明和化成は１９４６年フェノール樹脂成形材料の製造・販売を目的に、宇部興産を含む共同出資会社として設立された。その後、電子材料用途を中心にフェノール樹脂事業を拡大。半導体（封止材用エポキシ樹脂硬化剤）など先端分野のサプライチェーンの一翼を担う素材メーカーへと成長した。興産は２００５年に１００％子会社化したが、今後も電子材料分野を中心に需要の拡大が見込まれるフェノール樹脂事業に経営資源を積極的に投入し、事業の成長を加速させるためには吸収合併して機能品事業の中で一体運営することが望ましいと判断した。
【山口新聞】
宇部市に本社を置く総合化学メーカー宇部興産は１７日、完全子会社の素材メーカー明和化成を来年４月に吸収合併すると発表した。
同社は１９４６年に宇部興産を含む共同出資会社として設立され、２００５年に完全子会社化。半導体などに使用されるフェノール樹脂の製造販売を手掛ける。
吸収合併により、今後も電子材料分野を中心に需要拡大が見込まれるフェノール樹脂事業に経営資源を投入し、事業成長を加速させる狙い。１７日に開いた宇部興産取締役会で決議した。
明和化成の２０２１年３月期決算は売上高６８億９３００万円、経常利益８億３７００万円、当期純利益５億７１００万円。宇部興産は吸収合併による連結業績への影響は軽微としている。
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