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報道年月日 |
2021/12/28 |
報道機関名 |
山口新聞 |
会員名 |
東ソー |
タイトル |
排ガスCO2安定回収 東ソーが高性能化合物開発 |
報道記録の内容 |
周南市に主力事業所を置く総合化学メーカー、東ソーは、石炭や天然ガスなど化石燃料使用時の排ガスに含まれる二酸化炭素を安定的に回収する高性能化合物を開発したと発表した。脱炭素社会への貢献に向けて2022年度の製品化を目指すとともに、回収したCO2を有効利用する資源化プロセスを今後検討する。
開発品は化合物の高性能アミン。火力発電などから出る排ガスをアミンに触れさせてCO2を吸収させる「化学吸収法」向け。同社によると、一般に、汎用アミンを使うことでCO2を回収できることは知られているが、排ガスに含まれる窒素化合物(NOx)に対する耐性が弱く、回収量が低下することが課題だった。
開発品は汎用アミンに比べ、NOxに対する耐性が強く分解されにくい特徴があり、CO2を安定的に回収でき、コストの低減にもつながる。
東ソー広報室は「気候変動問題の課題にグループで培ってきたあらゆる知恵と技術を結集してイノベーション創出に挑戦し、持続可能な社会の実現に貢献したい」としている。
同社は、今回の開発品を使って回収したCO2を資源化し、冷蔵庫や建築材料の断熱材などに使われるウレタン原料として再利用する技術開発に既に取り組んでおり、実用化も目指している。
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