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報道年月日 |
2022/01/20 |
報道機関名 |
日本経済新聞 |
会員名 |
帝人 |
タイトル |
廃棄漁網 食器に再生 帝人、海洋プラごみ削減 |
報道記録の内容 |
帝人は5月にも、廃棄漁網のリサイクル事業を始める。各地の漁業協同組合と連携して廃棄されたポリエステル漁網を年1000トン程度回収。専用の機械で溶かしてから食器や文房具といったプラスチック製品に再生する。漁業分野で資源を循環する耐性を構築して海洋プラスチックごみの削減につなげる。
繊維子会社の帝人フロンティアが販売したポリエステル原料などから製造した「巻き網」を回収する。巻き網はマグロやサバなどの魚群を取り囲むために使われ、寿命は一般的に2~3年程度とされる。
回収した漁網は、まず洗浄設備で塩分や砂などの汚れを落とした後、高温で溶かして再生ペレットに加工する。再び溶解し他のプラスチック樹脂と混ぜて、トレーや筆箱、スマホケースなどにする。厚生労働省が定める食品衛生上の指針を満たせば、コップや皿など食器の製造もできる。リサイクル製品の販売は大手ブランドとの連携を検討している。
海に流出するプラスチックごみは世界で年800万トンにのぼる。環境省によると、日本の沿岸に漂着するごみのうち、漁網やロープが2~3割を占め、廃棄漁網に絡まったウミガメやクジラが死ぬケースもある。
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