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報道年月日 |
2022/01/21 |
報道機関名 |
中国新聞 |
会員名 |
マツダ |
タイトル |
バイオ油普及 マツダ加速 |
報道記録の内容 |
マツダは、バイオ燃料の普及に力を入れる。藻類由来で二酸化炭素排出が実質ゼロとなる燃料をディーゼル車に使って今年、アマチュアレースで国内最高峰のシリーズに全戦出場する。脱炭素の動きが世界的に加速する中、既に販売したディーゼル車の排出も減らせる利点があり、信頼性を高めて普及の道筋を探る。
ミドリムシの油脂と使用済み食用油で造られた燃料を使う。昨年11月には岡山国際サーキットであったスーパー耐久シリーズ最終戦に小型車デミオで初出場し、完走した。ドライバーの一人として走ったマツダの前田育男常務執行役員は「思ったより走りがスムーズ。もっと発展させていける」と手応えを語った。今年は全7戦への出場を目指している。
レース参戦は、脱炭素へ多様な選択肢が必要と訴える同業他社と連携した動きだ。初出場した日には、資本業務提携を結ぶトヨタ自動車も含む4社の社長がサーキットで会見。マツダの丸本明社長は、水素エンジン車で参戦中のトヨタの豊田章男社長から9月下旬に「遊びに来ない?」と誘われたと述べ、出場に至るトップ間のやりとりを明かした。エンジンを活用した取り組みを連係して進める狙いがある。
マツダがバイオ燃料に注目するのは、現在走るディーゼル車の二酸化炭素排出も減らせるためだ。充電設備が必要な電気自動車と違い、既存のガソリンスタンドなどで給油できる。毛籠勝弘取締役専務執行役員は「ディーゼル車を購入した多くの顧客がいる私たちにとって、バイオ燃料の意味は大きい」と強調。丸本社長は「さまざまな条件で実験をしながら、普及拡大に貢献したい」と意気込む。
ただバイオ燃料は生産量が少なく、価格面で課題がある。生産するベンチャーのユーグレナ(東京)は2025年に商業プラントを稼働させてコストを下げる方針でいる。
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