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報道年月日	2010/07/22
報道機関名	山口新聞
会員名	東ソー
タイトル	周南の企業群もっと知って　産業観光・夏休み親子教室
報道記録の内容	全国有数の石油化学コンビナート地帯が広がるなど、さまざまな企業が多数立地する周南地域の特性を知ってもらう産業観光ツアーの夏休み親子教室が２１日始まった。小学４年〜中学３年の児童生徒やその保護者を対象に実施しており、８月２５日まで行われる。　新南陽、徳山、下松、光の４商工会議所の広域連携特別企画事業。本年度は周南、下松、光各市の企業や県施設など計１９カ所が見学先として協力し、この中から１日当たり数カ所を巡るコースを１０日分用意したほか、伝統工芸の紙すきなどを楽しむ体験コースも二つ設けている。毎回好評で、本年度は定員１６０組に対して過去最多の３７１組の応募が県内外からあったという。　初日は１０組２０人が参加し、周南市の総合化学メーカーの東ソー南陽事業所とグループ会社の東ソー・シリカ、下松市の日立製作所笠戸事業所と同市栽培漁業センターを見学。このうち東ソー南陽事業所では、敷地面積が東京ドーム約７０個分にあたる約３００万平方メートルと広大なことや、国内最大級の発電量を誇る自家発電所、地域社会と連携した環境に優しい活動への取り組みなどの特色を聞いた後、バスに乗って工場内を見て回った。　原料を最高１５００度の高温で徐々に焼いてセメントを製造するキルンと呼ばれる長さ１００?、直径５．５メートルの回転する巨大な円筒形装置や、高さ約１８０メートルの自家発電設備の煙突の前では降車して間近から見上げたり記念撮影するなど、親子連れは興味津々。　祖母と参加した周南市の男子生徒（９）は「自分の家から煙突が見えるが、真下からだとすごい大きさ。夏休みの絵日記で描いたり、友達に教えたい」。新南陽商工会議所の担当者は「工場などの見学を通して子どもたちに就職や働くことについて認識してもらえれば」と話していた。　一般向けの産業観光ツアーは１０月に開催され、現在参加者を募集中。今年は「周南冬のツリーまつりコース」として１２月にも実施される。
関連URL	(1)東ソーＨＰ(別ウィンドウ) (2)山口新聞ＨＰ(別ウィンドウ)

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