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報道記録
報道年月日 2022/02/17
報道機関名 山口新聞、宇部日報
会員名 生活協同組合コープやまぐち
タイトル コープやまぐちと県 子育て支援で協定
報道記録の内容 【山口新聞】
 県と生活協同組合コープやまぐちは16日、子育て支援に関する協定を結んだ。県庁で連携協定締結式があり、村岡嗣政知事と山崎和博理事長が協定書に調印した。
 協定締結を機にコープやまぐちは4月から、出産した県内の家庭にティッシュやガーゼ、食料品など赤ちゃんと親が使う日用品が詰まった箱「はじめましてボックス」を贈る事業をスタート。4月1日以降に生まれた赤ちゃんが対象で、1歳までに3月7日開設予定の特設ホームページから申し込むと、誰でも無料で受け取れる。箱は紙製で縦横約30センチ、高さ約15センチ。子育て中に初めて赤ちゃんが使ったスプーンなど“初めての品”を保管できる箱が欲しいという組合員からの声を受けて作製した。年間約8千人とする県内で生まれる全ての新生児に贈ることを目標に掲げている。
 山崎理事長は「記念の品を箱に詰めてもらいたい。箱を贈ることで子育て活動の見守りにもつながる。広く子育て支援の一助になれば」と話した。
 村岡知事は「コープやまぐちの宅配サービス網を活用し出産家庭にお祝い品を贈ることで、官民挙げて子育ての機運を高めていきたい」と話した。


【宇部日報】
 県と生活協同組合コープやまぐちは16日、子育て支援等に関する連携協定を結んだ。協働の取り組みとして、4月1日以降に赤ちゃんが生まれた世帯に必要品を入れた「はじめましてBOX」を届けるなど、官民挙げた支援を始める。
 協定の主な内容は、子育て支援および青少年の育成、少子化対策、地域活性化および県民サービスの向上に関すること。同ボックスには「生まれてきてくれてありがとう」という県からのメッセージ、お尻拭きやベビー綿棒など子育てに必要な商品を入れてプレゼントする。その後は写真や成長の足跡、思い出の品を入れるメモリアルBOXにしてほしいと願っている。
 県はホームページや市町の窓口への案内で、新たな取り組みを広くPRし、同組合がサイトを立ち上げて受理し、商品の手配、発想を手掛ける。対象となるのは1歳になるまで。企業の協力で箱の質感にもこだわっており、外装のデザインは光市のマエサキユキさんが担当した。
 県庁で締結式があり、書面を交わした村岡知事は「少子化は大きな課題だが、連携を強化、充実させることで、みんなで子育て応援山口県への弾みがつく」と期待を寄せた。山崎理事長も「組合員に限らず、広く受け付けるので、子育て世帯の状況把握や見守りにもつながる」と語った。




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