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報道年月日 |
2022/02/21 |
報道機関名 |
宇部日報 |
会員名 |
エヌエステクノ |
タイトル |
エヌエステクノ 市内初の「SDGs宣言」環境など山銀の基準満たす |
報道記録の内容 |
プラントの設計や施工を手掛けるエヌエステクノ(清水俊宏社長、山陽小野田市新沖3丁目)が、山口銀行の基準に沿った「SDGs宣言」を策定した。同行による診断の結果、17項目の目標のうち、10項目について取り組んでいると判断された。同宣言の策定は市内で初めて。
同行では、顧客のSDGs(持続可能な開発目標)を意識した経営の実践に向け、取り組み状況の診断や課題の抽出で宣言の策定を支援。昨年11月に初めて、これまでに同社を含めて県内の10事業所が策定している。
同社は集じん装置をはじめ、各種プラント設備の工事など産業機械の設計、製作、据え付け、メンテナンスなどを行っている。2015年には環境省が策定した日本独自の環境マネジメントシステム「エコアクション21」の認証を受け、現在も更新を続けている。
集じん装置を含めて、省エネによる環境負荷の低減やコストの削減につながる高性能な製品の開発などが環境への配慮とし、安全管理の徹底や社員のスキルアップ、特許取得などへの取り組みに加えて、地域への貢献活動も評価された。
清水社長は「集じん装置を取り扱う分、環境への意識は以前から高く持っていた。企業としてのSDGsへの取り組みに関心が高まる中、宣言の策定を通して社の取り組みを改めて確認でき、社員たちの認識にもつながった」と効果を話した。
策定を支援した同行小野田支店の藤本典彦支店長は「エコアクション21の認証もあり、診断はスムーズに進んだ。フィードバックした診断結果リポートが今後の方向性を示す手助けになれば」とさらなる取り組みに期待していた。
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