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報道年月日 |
2022/03/03 |
報道機関名 |
宇部日報 |
会員名 |
宇部市 |
タイトル |
厚東川ダムに生活ごみ漂流 生物の誤食懸念、改善訴え |
報道記録の内容 |
宇部市の厚東川ダムには毎年、流木に交じり、さまざまなごみが流れ着く。昨年8月の大雨後、10月末から2月上旬まで県が市内の事業所に委託して回収した漂流物のうち、70立方メートル分がペットボトルなどの一般ごみだった。NPO法人うべ環境コミュニティーの浮田正夫理事長によると、小野湖の上流域や大田川から流れ着いた生活ごみ、農業・建設廃棄物と考えられ、市民の生活用水として使われているダム湖の衛生改善を訴えている。
同ダム管理事務所は、ダムゲート前に浮きを連ねて網を張った網場(あば)を設置している。ごみや流木が網場を通過してしまうと、ゲートに挟み込まれてトラブルの原因になるため、船から熊手やスコップのような道具を使って取り除いている。今回の作業では1380立方メートル分を回収。70立方メートル分の一般ごみからはペットボトルの他、家庭用洗剤や瓶・缶、プラスチック製のケースや発泡スチロール、パイプが見つかった。
浮田理事長は、水質汚染や、同川周辺をすみかとする魚や野鳥が餌と間違えて口にし、死んでしまうことを懸念する。ごみがたまる原因は、ポイ捨てといった不法投棄だけではない。大雨が発生した場合、河川付近に置いていた発泡スチロールなどの軽量物が流されてしまうこともあるとし「流木と違い、プラスチックやビニール系のごみは自然に朽ちることはない。普段、何気なく屋外に置いている軽量物の扱いにも気を付け、ごみとならないようにしてほしい」と話した。今後は、子どもたちへの啓発活動を重点的に行い、市民全体でごみ問題を考えられるようにすることを目指す。
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