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報道年月日 |
2022/03/04 |
報道機関名 |
山口新聞 |
会員名 |
三菱重工下関造船 |
タイトル |
LNG燃料フェリー進水式 三菱重工下関造船 |
報道記録の内容 |
下関市彦島江の浦町の三菱重工業下関造船所江の浦工場で3日、クリーンエネルギーといわれる液化天然ガス(LNG)を燃料とする国内初のフェリー「さんふらわあ くれない」の進水式があった。船主は商船三井で、LNG燃料の導入で二酸化炭素排出量が従来より約25%削減されるなど環境負荷を低減するという。大阪-別府航路に来年1月就航する。
2隻発注しているうちの1番船で、1997、98年から運行している「さんふらわ あいぼり」「同こばると」の代替船。三菱造船が建造し、全長199.9メートル、幅28メートル、総トン数約1万7300トンと瀬戸内海を航行するフェリーとしては最大級となる。旅客定員は716人で、13メートルトラック137台、乗用車約100台を積載できる。
商船三井は環境対応として石油からクリーン代替燃料への転換を進めており、2030年をめどにフェリーを含めLNG燃料船を訳90隻に増やす計画。LNG燃料船は大気汚染物質の硫黄酸化物排出量がほぼゼロで、窒素酸化物も従来燃料に比べ約80%削減できるという。
進水式では、商船三井の橋本剛社長、同船を運航するフェリーさんふらわあの赤坂光次郎社長ら関係者や一般の見学者らが見守る中、別府市の長野恭絋市長が「さんふらわあ くれない」と船名を披露。商船三井の橋本由紀子社長夫人が支綱を切断すると、巨大な船体が海に向かってゆっくりと船台を滑り降りた。
式に先駆けて記者会見した橋本社長は「今後は燃料供給インフラの整備もしていかなければならないが、造船所、電力・ガス会社、港湾関係者と連携しながら新しいビジネスを切り開いていきたい」と述べた。
2番船も来年4月就航予定。大阪と別府間を約12時間で結ぶ。
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