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報道年月日 |
2022/03/25 |
報道機関名 |
読売新聞 |
会員名 |
脱プラ |
タイトル |
植物製ストロー続々 新興企業がユニーク製品 プラ新法4月施行 |
報道記録の内容 |
プラスチック製ストローの代替品として植物製ストローが普及しつつある。新興企業がビジネスチャンスとしてユニークな製品を開発しており、「プラスチック資源循環促進法」が施行される4月以降は、導入が加速する見通しだ。
「米ストロー」の新興企業「UPaY」(福岡市)は、今夏にも福岡県内で新工場の操業を始める。月500万本を製造し、原料の業務用コメも九州内で調達する方針だ。
米ストローは、米にコーンスターチを加えて製造するため、使用後はパスタのように食べられる。現在は中国の工場で製造しており、国内では、これまで福岡市内を中心に飲食店12店舗に販売した。今年の注文は前年の5倍以上のペースだ。価格は1本約6円とプラ製の10倍近いが、上官ゆい代表は「耐久性が高く、プラ製の代替品として増産することで価格を下げたい」と話す。
新興企業「アミカテラ」(東京)は昨年9月、竹が主原料の「モドセルストロー」の工場を熊本県益城町で稼働させた。生産能力は1日約10万本で、65万本まで高める計画だ。
モドセルストローは、独自開発した植物繊維やでんぷんのペレットで作られ、土に埋めると約半年で分解されるのが特徴だ。熊本県は放置された竹林が多いため原料が入りやすく、水俣市で年内にペレット工場をつくる。県内でさらに2工場を設ける計画で、増田厚司会長は「プラ製ストローの金型や工場ラインを活用できるのが強み」としてストロー原料としてペレット販売にも力を入れる。
ストローを植物製に代えるだけでなく、再利用する取り組みも始まる。
草刈り機メーカーのオーレック(福岡県広川町)は、製品のPR拠点である福岡県中央区赤坂のカフェでベトナム産の植物の茎で作られた「草ストロー」を今月導入した。店内で回収して福岡市動物園のペンギン巣箱で寝床として再利用してもらう予定だ。オーレックは「動物園と『脱プラ』を組み合わせ、循環型社会に楽しく取り組んでもらいたい」としている。
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