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報道記録
報道年月日 2010/09/18
報道機関名 山口新聞、中国新聞
会員名 武田薬品工業 光工場
タイトル 武田薬品が光工場に新製剤棟 来月着工、20人地元採用へ
報道記録の内容 ■山口新聞(9月18日)
 武田薬品工業(本社・大阪市)は17日、光市光井の光工場内に糖尿病や高血圧症向けなど多品種の新薬を製造する新工場として新製剤棟を建設すると発表した。グローバル化に対応した生産体制強化の一環で、2012年4月の稼働を目指している。24日に同社と光市が光市役所で協定書の調印を行う。

光工場内に新工場が建設されるのは7年ぶり。これまで国内では大阪工場のみだった内服固形剤専用工場とし、低コストながら高度化する医薬品への品質ニーズにも対応できる最先端の設備にするという。鉄筋コンクリート6階建てで建築面積約4800平方メートル、延べ床面積約1万3280平方メートル。総事業費は約140億円。今年10月5日の着工予定。

「24時間稼働で、人や環境に優しく、状況変化に強い次世代の工場」が基本コンセプト。同社によると、新工場稼働に伴い20人以上の地元採用を見込んでいるという


■中国新聞(9月19日)
 武田薬品工業(大阪市)は17日、光市光井の光工場に新製剤棟を建設すると発表した。糖尿病や高血圧症など内服の固形治療薬を製造する。投資額は約140億円で、2012年4月の完成を予定。多品種大量生産の拠点と位置付ける。

 新棟は6階建て延べ約1万3千平方メートル。光工場北部の敷地約4800平方メートルに10月5日着工する。24時間稼働で年18億個の錠剤を生産する能力がある。市況に応じ、年産能力を54億個に増強することもできる。新棟の年間売上高の見込みは明らかにしていない。

 同社は、国内では光工場と大阪工場(大阪市)の2カ所に製造拠点を置く。光工場は医薬品の有効成分となる粉末状の原薬やワクチンを製造。固形の内服薬は現在、大阪工場だけで作っている。

 ただ大阪工場は年産能力が大きくない上、糖尿病と高血圧症の複合薬の需要増に伴い、フル生産に近い状況が続いている。光工場の新棟は「多品種を大量に生産できる最新の設備」(コーポレート・コミュニケーション部)で、完成すれば新薬販売初期の少量生産を大阪工場が担当し、需要拡大後の量産を光工場が担うという。





関連URL

(1)武田薬品工業HP(別ウィンドウ)

(2)山口新聞HP(別ウィンドウ)

(3)中国新聞HP(別ウィンドウ)

 
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