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報道記録
報道年月日 2010/10/05
報道機関名 朝日新聞
会員名 村上商事
タイトル 廃材を再生 油吸着マット
報道記録の内容  水たまりに真っ黒な重油をこぼし、その上から50?四方の灰色のマットをかぶせる。数秒後に持ち上げると、水面に浮かんでいた重油がそのままのかたちでマットに黒く染み込んだ。

 「すごい吸着力でしょう。撥水性が高く、一度吸い込んだ油は絶対に落ちません。」

 日本製紙岩国工場の協力企業・村上商事(岩国市)の村上雅典社長は胸を張る。

 この製品は、村上商事が2006年に開発した油吸着マット「油吸太郎」。重量で10倍以上の油を吸い取る力があり、水に浮かべても1カ月は沈まない。製油会社などに月1万〜5万枚が売れるヒット商品だ。

 原料は、製紙工場から出る巨大なトイレットペーパーの芯のような「紙管」とよばれるパルプ製の廃材。紙製品を巻きつけるものだが、製品を出荷した後は使い道がなく、かつて年数十?が焼却されていた。

 「何かに再生できないか」。村上社長は7年前から研究を始めた。細かく砕いたり、紙に戻してみたり。ある時、工場に落ちていた紙管の破片に、誰かが間違えて油をこぼした。油がみるみる吸い取られるのを見て、村上社長は「これだ」とひらめいた。

 試行錯誤の上、紙管を3〜10?の繊維にまで破断し、特殊な処理を経てマットに加工する工程を確立。特許も取得し、専用の製造ラインも整備した。類似商品の大半が石油化学製品だが、「油吸太郎」は木材由来の紙パルプが原料。今では海外からも注文が来る。

 「100%自然素材であることが大きな付加価値になっている」と村上社長。今年2月には家庭向け商品「油ふきとりーな」も発売した。「『エコ』でないものは受け入れない社会になりつつあり、中小企業にとってはチャンスになる。これからもエコを武器に勝負していきますよ」
関連URL

(1)村上商事HP(別ウィンドウ)

 
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