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報道記録
報道年月日 2010/10/21
報道機関名 中国新聞
会員名 セントラル硝子
タイトル リチウムイオン電池 中国で原料溶液生産
報道記録の内容  セントラル硝子(東京)は年内に中国・山東省の化学メーカーと合弁会社を設立し、リチウムイオン電池の電解液の原料となる溶液を生産する。今後、急速な拡大が見込まれる電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)向けの需要に対応する。
 
 セ硝子は化学メーカー「山東石大勝華化工集団(石大社)」と合弁で「東営盛世化工」(東営市)を設立する。資本金は未定だが、出資比率はセ硝子70%、石大社30%。

 石大社の敷地内に六フッ化リン酸リチウムの高濃度溶液を作る工場を建て、セ硝子が技術供与する。電解液換算で年産1万?を見込み、2012年10月以降に稼働させる予定。

 セ硝子は昨年、電解液プラントを川崎工場(川崎市)で稼働させた。宇部工場(宇部市)でも11年春の稼働を予定している。

 中国で作った溶液は川崎、宇部西工場に送り、顧客のニーズに合わせて溶媒や添加剤を調合。電解液にして電池メーカーに卸す。

 セ硝子は「EVやHVの電池は、従来の携帯電話やパソコンに比べ電解液の使用量が多く、需要は伸びる。欧米でも拠点の設置を検討する。」としている。
関連URL

(1)セントラル硝子HP(別ウィンドウ)

 
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