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報道記録
報道年月日 2011/02/08
報道機関名 中国新聞
会員名 山口県東部森林組合
タイトル 木質ペレット需要増える
報道記録の内容  岩国市天尾の山口県森林組合連合会岩国木材センターで、木質ペレット燃料のフル生産が続いている。この冬は冷え込みが厳しく、ペレット専用のボイラー、ストーブを使用している公共施設や家庭の需要が増えたためだ。

 センター内の工場では、長さ3〜4メートルの間伐材を粉砕して乾燥。圧縮、成形して棒状のペレット(直径約6ミリ、長さ1〜4センチ)をつくっている。神崎邦博所長によると、職員2人態勢で1日6時間ほど稼働。1時間当たり500〜800キロを生産している。

 同連合会環境製品課と県森林企画課によると、県内では公共施設など15カ所で木質ペレットを燃料とする給湯、暖房用ボイラーを使用。木質ペレット専用ストーブは岩国、周南、山口など8市町の小学校や観光施設で計58台導入され、一般家庭約30世帯でも使われている。

 ストーブ1台を玄関に置く岩国市錦総合支所は、今シーズン用の500キロが1月末でなくなり、追加で1トン購入した。 

 化石燃料から木質ペレット燃料への転換は、地球温暖化の一因となる二酸化炭素(CO2)の排出抑制につながる。価格は1キロ45円と発熱量換算で灯油よりやや高いが、神崎所長は「間伐材の有効活用が山林整備にもつながる」とPRする。問い合わせは同連合会=電話083(922)1955。

関連URL

(1)山口県東部森林組合(別ウィンドウ)

(2)中国新聞HP(別ウィンドウ)

 
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