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報道年月日 |
2011/04/14 |
報道機関名 |
山口新聞 |
会員名 |
山口大学 |
タイトル |
「時間学」で文科大臣表彰 |
報道記録の内容 |
山口大学の時間学研究所を中心とした研究グループが、本年度の文部科学大臣表彰「科学技術賞(理解増進部門)」を受賞した。同大関係者の文部科学大臣表彰は2年ぶり。13日、山口市の吉田キャンパスで時間学研究所長の辻正二教授らが会見し、「『時間学』という学問が、国レベルで公認された」と受賞を喜んだ。
「時間学」は、物理学や哲学などが別々に研究していた時間論の概念を、文・理連携で取り組む新しい学問領域。同研究所は2004年に設立された国内で唯一の研究機関で、社会的時間と人間的時間の調和▽多文化圏での時間事象▽生物に刻まれる時間と環境変遷▽時間に関する個別融合分野−の研究を行っている。
今回受賞した研究グループのメンバーは辻所長(社会学)のほか、藤沢健太教授(電波天文学)、明石真教授(時間生物学)、青山拓央准教授(哲学)の各研究員と、元研究員の鎌田祥仁・大学院理工学研究科教授(地球科学)。受賞理由は「時間学的学問の確立とその研究成果の普及啓発」。日本科学未来館などで開催された「時間旅行展」の展示品の作成、各種シンポジウムやセミナーの開催、新聞などへの寄稿といった普及啓発の活動が評価されたという。
辻所長は「時間は空間のように目に見えるものではないが、社会や宇宙、体内などに存在する時間をあらゆる角度から研究する国際的な拠点づくりを目指したい」と話した。
また、同大学からは、藤田正則・大学院理工学研究科教授が、神奈川大学工学部の岩田衛教授と共同研究した「地球環境に配慮したサステナブル建築構造の技術と振興」が科学技術賞(科学技術振興部門)を受賞した。
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関連URL |
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