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報道記録
報道年月日 2011/12/09
報道機関名 中国新聞、山口新聞
会員名 山口大学
タイトル 星の誕生過程 解明に光、 重い星の誕生過程 初観測
報道記録の内容 =中国新聞=
山口大など観測 ガス 中心に積もる

山口大を中心とした研究グループが8日、太陽の8倍以上の重い恒星(大質量星)ができる形成過程で、ガスが回転しながら中心の星に降り積もる様子を世界で初めて観測したと発表した。これまで天文学の謎の一つとされていた。「星の誕生を解明する手掛かりにつながる」としている。
山口大時間学研究所の藤沢健太教授(44)=電波観測天文学=や同大大学院理工学研究科の杉山孝一郎学術研究員(28)=同=が中心となり2006年から観測開始。鹿児島大や上海天文台(中国)、タスマニア大(オーストラリア)などの国内外の研究機関と連携し、06~08年に計3回、山口や沖縄県など国内6カ所の電波望遠鏡で地球から約2200光年離れたケフェウス座の中の大質量星HW2の形成過程で放射された特殊な電波を捉えた。
グループはこのデータを解析、直径約2100億㌔のガスの円盤が秒速約1.2㌔で回転し、秒速約2.4㌔で中心に降り積もる運動を確認することに成功した。これまでは地球から遠方にあることや個数が少なく、観測が難しかった。
藤沢教授と杉山学術研究員は「宇宙の変化の様子を解明する上で重要な発見。ほかの大質量星も観測し、解明を進めたい」と話している。

=山口新聞=
山大など、電波望遠鏡で 周囲のガス回転 中心に落下

山口大学時間学研究所(山口市吉田)の藤沢健太教授(宇宙物理学)らの研究グループは8日、太陽よりも重い大質量星の誕生過程を明らかにする観測に成功したと発表した。誕生初期の星の周囲にあるガスが回転しながら落下し、大質量星が形成されていく様子を、世界で初めて電波望遠鏡でとらえた。
軽い星はガスが回転落下して形成されることがほぼ解明されているが、太陽の8倍以上の重さの大質量星は遠方にあり、個数も少ないため、これまで形成過程は十分に解明されていなかった。
同グループは鹿児島大、茨城大、上海天文台など国内外の研究機関と連携。2006年から08年にかけて3回にわたり、同市仁保地区など国内にある六つの電波望遠鏡を使い、ガスが収縮して星が誕生する様子を観測する研究を行ってきた。
観測の結果、太陽系から2200光年離れた大質量星の形成領域「ケフェウスA」内にある誕生初期の星の周囲にガスがあり、回転しながら中央の星に向かって落下し、大質量星が形成されていく様子を確認した。同グループによると、大質量星の誕生過程でガスの回転と落下の運動を直接観測したのは世界初という。
同グループで主に観測を行ってきた同大大学院理工学研究科の杉山孝一郎学術研究員は「今後は、複数の大質量星で観測を行い、今回の結果が普遍的であることを確認していく」と話している。
今回の成果は来年、ヨーロッパで発行されている天文学の研究雑誌に掲載される予定。

関連URL

(1)山口大学(別ウィンドウ)

(2)中国新聞(別ウィンドウ)

 
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