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報道記録
報道年月日 2012/02/02
報道機関名 日本経済新聞
会員名 長州産業
タイトル 長州産業 高出力の太陽電池 量産 
報道記録の内容 パネル1枚260㍗、最高水準

長州産業(山口県山陽小野田市、岡本要社長)は、太陽光発電パネル1枚当たりの出力を業界最高水準の260㍗に高めた太陽電池の量産化に成功、今月下旬から発売する。
パネルを構成するセルを大型化した上で太陽光から電気をつくる変換効率を高めた。現行の国内商品は230㍗が最高で、標準タイプは180㍗程度。高出力化でパネルの設置枚数を減らしたり、同じ枚数で発電量を増やしたりできる利点をアピールして新規需要を開拓する。
これまで同社の太陽光発電事業は、三洋電機からOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受ける製品と、海外生産のセルを購入して太陽光発電パネルに組み立てた製品を販売していた。より高効率の太陽光パネルを自社で一貫生産するため、約80億円を投じて年間30メガワット分のパネルを生産する新工場を建設、昨年10月に完成させた。
発電効率はセル表面の化学処理の具合で大きく差が出る。同社は、基準とした20%以上の変換効率を安定して確保するための量産化実験を繰り返した。歩留まり率を高め、1月までに採算ラインに乗せられたことから、今月上旬以降に量産を開始、下旬から製品を販売する。
長州産業が量産化に成功したのは一辺が15.6㌢の単結晶セル。従来、同社が販売してきたのは一辺が12.5㌢の単結晶セルの製品。太陽光パネル1枚当たりのセル数は従来タイプの72個に対し、新製品は60個で済み、製造コストを抑えられる。260㍗タイプの価格はパネル1枚当たり16万9000円(税抜き)。
現在の太陽光発電パネルは1枚当たりの発電量が180~185㍗が主流で、最高は230㍗。パナソニックが最大出力240㍗の太陽電池の国内市場投入を発表したが、長州産業のパネルはこれを上回る。
高出力にすることでパネルの設置枚数を減らせる。平均的な戸建て住宅の太陽光発電量4.1㌔㍗を賄うのに、従来品で22~23枚の設置が必要だったのが16枚で済む。
同社は3月後半には、パネル1枚を50個のセルで構成し、小さな屋根に設置できるタイプも発売する。再生可能エネルギーの全量買い取り制度が7月に導入されるのをにらみ、高出力型の品ぞろえを拡充する。
長州産業の売上高は2011年3月期が約250億円。12年3月期は約300億円、太陽光パネルの自社生産が通期で寄与する13年3月期は400億円を見込んでいる。

関連URL

(1)長州産業㈱(別ウィンドウ)

(2)日本経済新聞(別ウィンドウ)

 
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