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報道年月日 |
2012/08/08 |
報道機関名 |
環境新聞 |
会員名 |
アミタ株式会社 |
タイトル |
南三陸町(宮城)で循環型社会づくり ~米や薬草をエコ栽培 木質資源のペレット化も~ |
報道記録の内容 |
アミタグループは宮城県内2つ目の拠点として3月、南三陸町に南三陸オフィスを開設し、被災地で循環型社会の構築に取り組んでいる。その一環としてNTTドコモと連携し、地元農家などと共同で無農薬の薬草や米を栽培する自然産業振興プロジェクトをスタートさせ、今月1日には同町内で地元関係者や報道関係者を招いて説明会を開催した。また、未利用間伐材などの木質資源をペレット化し、町内でペレットストーブ・ボイラーの燃料として利用する実証なども行っている。アミタでは今後も、これまでのノウハウなどを生かしてさまざまな被災地支援事業に取り組み、持続可能な循環型産業・地域の構築を目指していく。
ドコモと連携情報発信強化 情報発信強化
被災者チームが作業従事
同グループは、NTTドコモとの連携事業を「未来の種プロジェクト」と称して推進していく。まず南三陸町の地元農家と協力し、生物と共生する環境保全農法による米栽培(ササニシキ、作付面積20アール)を開始。さらに地元の地域づくり団体「グリーンウェーブ入谷」と協力し、漢方薬などに利用される薬草トウキの無農薬栽培(同13アール)も始めた。
トウキの栽培作業は、東日本大震災の被災者で構成するチーム「入谷エンジェルズ」が担当する。今後、これら農産物の高付加価値化を図り、新たな産業づくりや雇用の創出、町全体のブランディングなどにつなげてく方針だ。
NTTドコモはこれらの取り組みや製品を紹介するプロジェクトサイト(http//mirainotane.jp)を立ち上げ、モバイルを活用した定点カメラによるコンテンツ配信やタブレット端末を活用した地元からの情報発信などを行う。今後はグループ企業との連携による高付加価値化の支援および販路の拡大も検討し、同町の復興を支援していく考えだ。
1日に行われた説明会には、両社や地元関係者らが出席。あいさつに立ったアミタホールディングスの藤原仁志常務は、「1年以上前からどういう形で事業を立ち上げることが地元の皆さんの支援になるのかということを思い悩みながら進めてきた中で、一つのプロジェクトができあがった。皆さんのご指摘も受けながら、今後良いものにしていきたい」と語った。また、今回の事業で地元農家の中心となる阿部博之氏は、「トウキを町の特産にし、遊休農地の拡大や農業離れに歯止めをかけたい」などと話した。
エネルギーの地産地消も推進
また、同事業のほかに同町から復興事業計画の一環として、「木質バイオマスエネルギーに係る実証調査業務」を受託。町内の未利用間伐材などの木質資源をペレット加工し、ペレットストーブ・ボイラーの燃料として利用することで、森林資源を活用したエネルギーの地産地消を実現する実証実験にも取り組んでいる。
同町が受けた総務省の「緑の分権改革」被災地復興モデル実証調査予算を活用し、森林資源の循環利用に向けた連携の構築と課題整理、廃材を利用したペレット製造・熱源利用、木質ペレットを活用した農産物のブランド化に向けた試験販売調査などを行う。
アミタグループは森・里・海がコンパクトにまとまっている南三陸町で、地域内の小規模生産・分散利用の一貫システムを確立することを目指しており、今後もさまざまな事業を展開していく考えだ。
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