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報道年月日 |
2012/09/26 |
報道機関名 |
日本経済新聞 |
会員名 |
新日鉄住金ステンレス |
タイトル |
副産物中のレアメタル回収 |
報道記録の内容 |
新日鉄住金ステンレスは10月にレアメタル(希少金属)のクロムやニッケルを回収する設備を光製造所(山口県光市)で稼動させる。年間1300トンを回収して調達する原料を低減、年10億円程度のコストを削減して収益改善を見込む。投資額は約50億円。
新たに導入するのは資源回収専用の電気溶融炉で、ステンレスの圧延や薄板にする工程などで出る副産物を回収、溶かしてレアメタルの成分を取りだし、製鋼工程に戻す。年間でクロム1000トン、ニッケル350トンを回収できる。
ステンレスは鉄にニッケルやクロムを添加して生産し、腐食に強い。製鋼や薄板加工の工程で出る粉じんなどにもニッケルやクロム、モリブデンが含まれており、これまでは年約3000トンを廃棄物として埋め立て処分してきた。新設備の導入で副産物に含まれるレアメタルをほぼ善良回収でき、環境負荷の低減にもつながる。
新日鉄住金ステンレスの連結業績は、2012年3月期に2期連続となる126億円の最終赤字となり、ステンレス鋼材市況の低迷で業績が落ち込んでいる。新設備の稼動を機にコスト削減を進め、収益改善を目指す。
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