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報道年月日 |
2012/12/10 |
報道機関名 |
週間 循環経済新聞 |
会員名 |
岩国ウッドパワー |
タイトル |
既存の発電所でFIT初認定 |
報道記録の内容 |
ミツウロコ岩国発電所(山口県岩国市、小池健史社長、 ℡0827-39-0567)は10月26日付けで、今年7月に始まった再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の認定を受けた。従来のRPS法による設備認定を受けていた既存の発電所では初めて。同社はRPS法を廃止後、11月1日からFITへ移行している。
同社前身の岩国ウッドパワーが国内初の木質チップ専焼1万キロワット級発電所を2006年1月に操業開始。主体のファーストエスコがミツウロコに事業を譲渡したのは昨年の2月で、当時は木質チップの獲得競争が激しく、発電が難航していた。現在は大幅に運営を改善し、月に林地残材など未利用木材を約2000トン、製材端材など一般木材を1000トンほど投入し、残りは解体系チップで発電している。
FIT移行に合わせ、山口県内を中心に集める林地残材の投入量を4000トンに増やす予定で、建築廃材の投入量を減らし、未利用木材を中心とした発電体制を図る。同社飯森取締役は、「安定した木質バイオマス発電を行うためには、燃料の安定した確保が重要。地元の林業や木質チップ業者と連携が必須で、地元に還元できる規模の発電所が望ましい」と話す。
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