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報道年月日 |
2013/01/07 |
報道機関名 |
週刊 循環経済新聞 |
会員名 |
宇部興産(株) |
タイトル |
廃棄物使用量、引き上げへ 処理プラントを新設 資源化困難物にも対応 |
報道記録の内容 |
宇部興産は、廃棄物処理設備の導入を積極的に進め、セメント事業での廃棄物使用量を引き上げる。伊佐工場(山口県美祢市)では、昨年末に汚水汚泥の乾燥設備を完工、14年までに廃プラスチック破砕設備のリプレースを計画している。宇部工場(山口県宇部市)では、昨年、年ごみ焼却灰前処理設備を導入した。
今回、伊佐工場に新設した下水汚泥の乾燥設備は、セメント焼成キルンの廃熱を利用して80-85%の高含水汚泥を15%程度まで下げる設備で、年間5万トンの乾燥能力を持つ。完遂率が退会下水汚泥をそのまま使用すると、セメント生産量の低下や燃料原単位の悪化につながる。乾燥させることで、下水汚泥が保有する熱量を友好的に活用できるため、石炭の使用を減らせるほか、生産量も向上する。
廃プラスチックの破砕設備は全工場に導入しており、伊佐工場では3出会いの破砕機で年間4万5000トン使用している。2台を入れ替え、同工場での破砕能力を7万トン引き上げる計画だ。
宇部工場の焼却灰前処理設備は、苅田工場(福岡県苅田町)の設備と同様の方式で焼却主灰から異物を除去するもの。処理能力は年間2万トンとなる。宇部工場では、同社とトクヤマとの共同出資で設立した山口エコテック(山口県周南市)で脱塩、異物除去などの処理を行った焼却灰も平行して利用する。
11年度に全工場で生産したセメントは760万トンだった。廃棄物・副産物の使用量合計は322万トンとなった。原料代替が222万トン、熱エネルギー代替が18万トン、仕上げ添加が82万トンだった。セメント製造1トン当たり使用した廃棄物・副産物量は423キログラムとなっている。
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