|
 |
|
売ります・買います・ 提供・受入・融資します情報 | イベント情報 | 環境法令情報等 | 掲示板 | 会員限定情報 |
 |
 |
 |
 |
 |
報道年月日 |
2013/03/12 |
報道機関名 |
朝日新聞 |
会員名 |
(株)ジオパワーシステム |
タイトル |
「地中熱」を活用した冷暖房に取り組む |
報道記録の内容 |
ひと 「地中熱」を活用した冷暖房に取り組む
橋本東光さん (69)
自然等の風を活用した住宅空調システムを開発し、従業員50人ほどの山口県の小さな会社ながら、業界のトップを走ってきた。
目を付けたのが、地中熱だ。基本構造は、特殊なパイプを地下約5メートルに埋め込んで外気を循環させるというもの。地中の常温と外気温との差で、夏は涼しく、冬は暖かい空気が湧き出てくる。うまくいけばエアコンの消費電力も半減できる。ヒントとなったのは県内にある鍾乳洞の秋芳洞である。
開発から10年余。ひそかな人気だった。だが、一気に注目されるようになったのは東日本大震災後と実感している。取引会社を含む受注が前年比の3倍増に。大手スーパーやコンビニ、学校でも採用するところが出はじめた。環境省の調べでは、同様の施設のうち4割の約1440施設が同社関連のシステムを採り入れている。
もともとは海の男だった。山口県長門市の出身。地元の水産高校を卒業して捕鯨船の機関士になり、世界中を航行した。
子供と過ごす生活のため30歳で船を下り、建築業界に転じたのだが、太陽をいっぱい浴び、自給自足を工夫した海上生活が今も価値観の根っこにある。
震災と原発事故は快適さとは何かを問うできごとでもあった。「自然に寄り添って生きれば、不便さもときに趣に変わる。逆らい続けると、ツケがまわってくる。」
|
関連URL |
|
|
|
|
|
 |
|
|
|
 |
 |
 |
|
|
 |
|