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報道年月日 |
2013/03/28 |
報道機関名 |
日本経済新聞 |
会員名 |
長州産業 |
タイトル |
太陽光パネル、生産増強 長州産業 13年度に能力6割増 |
報道記録の内容 |
長州産業(山口県山陽小野田市、岡本要社長)は2013年度中に太陽光パネルの生産能力を6割高める。自社工場で生産ラインを増やすほか、新たに協力会社での委託生産を開始する。パネル1枚当たりの出力を業界最高水準の310ワット台に高めた製品を投入するなど高い品質を売り込み、販路拡大を狙う。
現在の生産能力は年間120~130メガワット。12年7月に再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が始まって受注が急進し、現在、半年程度の受注残が積み上がっているという。
まず、数億円をかけて本社工場の生産ラインを増強する。人員を増やすなどして、5月には生産能力を3割増やす。
委託先は太陽電池製造装置メーカーのエヌ・ピー・シーだ。6月に人員を派遣し、生産を始める。来年3月までに自社工場と合わせた供給能力を200メガワットまで増やす計画だ。今後も需要は伸びるとみており、数年内に300メガワット相当の生産体制を目指す。
出力310ワット台の製品は一辺が15.6センチのシリコンの単結晶セルを60枚組み合わせたもの。標準的な製品の出力は200ワット台後半。同社の主力製品の約260ワットを上回るだけでなく、業界最高水準という。
板状の単結晶セルの材料となる結晶シリコンの純度を上げ、太陽光から電気に変換する効率を高めた。電気抵抗を抑えるなど、回路全体の設計も見直した。試験生産していたが、量産化にメドがついたことから、4月以降に本格的に出荷を始める。
太陽光発電パネル製造は中国企業が参入するなど、国際競争が激しくなっている。長州産業は太陽光発電パネルまでを一貫製造しているのが強みだ。岡本社長は「高水準の太陽光パネルを、安定的に市場に供給することで、競争力を高めていく」と話している。
長州産業の12年3月期の売上高は約300億円。13年3月期は約360億円を見込んでおり、このうち太陽応発電パネル事業による売り上げが約8割を占める。高出力型の投入と増産により、14年3月期の売上高は450億円超と見込む。
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