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報道年月日 |
2014/02/25 |
報道機関名 |
宇部日報 |
会員名 |
宇部興産㈱ |
タイトル |
リサイクルの仕組み学ぶ フィリピン若手行政官 宇部セメントを訪問 |
報道記録の内容 |
国際協力機構(JICA)の青年研修事業で宇部市を訪れているフィリピンの若手行政官15人がこのほど、宇部興産宇部セメント工場を視察。同工場が廃棄物を利用してセメント原料に使っていることや熱エネルギーとして利用している実態について学んだ。
日本では年間4.5億㌧の廃棄物が排出されているが、焼却や再利用による減容に取り組んでいるものの約1億㌧が埋め立て処分されている。処分場の受け入れにも限界があり、宇部セメントでは積極的に廃棄物をセメント原料として使っている。
説明会では石灰石、粘土、鉄源の他に都市ごみの焼却灰、石炭灰、下水汚泥などを材料の一部に利用。セメント製品1㌧当たり313㌔の廃棄物で構成されており、これを400㌔まで増やす努力目標を設定している。都市ごみの焼却灰については、トクヤマと共同で12自治体から年間5万㌧を受け入れている。
またセメント製造過程に使う熱エネルギーの一部として廃タイヤ、プラスチックなどを焼却して使っている。
担当者からは「焼却後の灰もセメント内に取り込まれるため新たな廃棄物は発生しない。廃棄物の品位の不安定さという課題があるが、セメント製品を保ちつつ循環社会に寄与していきたい」の説明があった。
質疑では「フィリピンでは熱量の高い廃棄物が少ない」「セメントの品質を落とさないために廃棄物から効率よく塩素を除去する仕組みは?」などの質問が出されていた。説明会の後、研修生はバスに乗ってセメント工場を見学した。 |
関連URL |
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