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報道記録
報道年月日 2007/10/16
報道機関名 朝日新聞
会員名 安成工務店
タイトル 間伐材使い集中冷暖房　ＣＯ2年１５トン削減
報道記録の内容 間伐材使い集中冷暖房
下関の団地　ＣＯ2年１５トン削減

　間伐材などを砕いて固めた「ペレット」を燃料にする地域集中型冷暖房システムが、下関市安岡町の住宅団地「安岡エコタウン」で本格的に稼働したのに合わせ、施工した同市の安成工務店が先日、現場説明会を開いた。

　ペレットを使った住宅向けの地域集中冷暖房システムは全国初という。

　同工務店によると、県内の山で間伐されたスギやヒノキを原料に、県森林組合連合会が製造したペレットを団地内のボイラー室で燃やす。そこから団地内に敷設したパイプで各戸に給湯する。暖房と、電気で冷凍機を動かして冷房もできる。このシステムで、二酸化炭素の排出を年間１５トン減らすことが可能という。

　土地の最多販売価格帯は１１００万円台（雨水利用システムなども含む）、さらに建物に２２００〜２５００万円ほど
かかるという。

　同工務店の安成信次社長は「この団地は会社が２０年間取り組んできた環境技術の集大成。今後、福岡などでも展開していきたい」と話した。
関連URL

(1)安成工務店ＨＰ(別ウィンドウ)
 
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