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報道年月日 |
2014/03/10 |
報道機関名 |
循環経済新聞 |
会員名 |
宇部マテリアルズ㈱ |
タイトル |
硫化水素の発生を抑制 民間船で初の採用決定 |
報道記録の内容 |
宇部マテリアルズ(山口県宇部市)とICD(東京・港、℡03・3453・1133)が共同開発した硫化水素発生抑制剤「ピットプロテクション(PP剤)」が、クルーズ客船「飛鳥Ⅱ」で採用された。民間企業所有船舶での採用は初。主成分は海水から抽出した弱アルカリ性の水酸化マグネシウムで、排水貯留槽内の嫌気性細菌の活動を抑制し、硫化水素の発生を抑える働きを持つ。
同剤は、し尿・生活排水の貯留タンクで発生する硫化水素による異臭や、硫酸による設備腐食を防止。適量を貯留槽に投入するか、トイレ・調理場のシンクなどから水と混ぜて流すことでも効果を発揮する。
両社は2010年、ビルの地下排水貯留槽(ビルピット)向けに「ピットクリアー」を開発。同年、防衛省の護衛艦で硫化水素による死亡事故が発生したため、船舶用にPP剤を開発、12年には砕氷艦「しらせ」に導入された。
ICDの担当者は、「今後は、国内外で運行されているフェリー・客船などへの採用を積極的に働きかけていく。長期の運航になるほど、汚水の長時間滞留による危険度が増す。導入が決まった飛鳥Ⅱのテーマでもある『エコと安全』の推進に貢献したい」と話した。 |
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