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報道年月日 |
2014/06/11 |
報道機関名 |
日本経済新聞 |
会員名 |
マツダ㈱防府工場 |
タイトル |
マツダ「デミオ」生産 防府に移管 国内85万台維持 広島ではSUV 混流ライン生かす |
報道記録の内容 |
マツダは小型車「デミオ」の生産を本社工場(広島市)から防府工場(山口県防府市)に移管する。本社工場では新しい小型の多目的スポーツ車(SUV)を生産する。マツダは海外での生産を増やしているが、中期的に国内に85万台の生産を残す方針。同社は複数の車種を1つのラインに流して生産する「混流生産」に強みを持つ。得意の方式を生かして生産を柔軟に振り分け、国内生産を維持する。
デミオの世界販売は2013年度で約13万台と、マツダ全体の1割を占める主力車種。13年度は本社工場で約10万台を生産した。8月にも全面改良した新型車を発売する予定で、今月中に防府工場で生産を始める。新型デミオはデザインを一新したほか、排気量1500ccの小型ディーゼルエンジンを採用するなどで、高い燃費性能と走りの良さを両立させた。
デミオの生産分が減る本社工場では今年度中に発売を予定している小型SUV「CX-3」を生産する。小型SUVはホンダが13年12月に「ヴェゼル」を発売するなど欧州を中心に世界的に人気が高まっている。CX-3はデミオをベースにし、現在、世界的に販売が好調な中型SUV「CX-5」と共通性を持たせたデザインになるという。
マツダは現在、本社工場でデミオやCX-5、ミニバン「プレマシー」などを、防府工場で中型車「アテンザ」と小型車「アクセラ」を生産している。今年1月にメキシコ工場が稼働し、アクセラの生産を始めた。メキシコ工場の生産能力は年14万台。近くデミオの生産も始めて、年内にもフル稼働状態に引き上げる計画だ。
メキシコ工場では中南米だけでなく、北米や欧州向けも生産するため、日本の2工場からの輸出分が減少する。減少分をデミオの生産移管や新型車の生産開始で補う。
当面、本社工場ではCX-5、CX-3などを、防府工場ではアテンザ、アクセラ、デミオを国内外向けに生産する体制になる。
マツダの14年度の国内生産は前年度比8%減の90万台となる見通し。裾野の広い自動車産業は部品メーカーの経営や雇用など地元経済に与える影響は大きく、中期的にも国内生産85万台を維持するとしている。
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