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報道年月日 |
2014/06/16 |
報道機関名 |
循環経済新聞 |
会員名 |
中国特殊㈱、㈱吉本興業、㈱リライフ |
タイトル |
中特ホールディングス ダチョウ卵からハウスダスト抗体 食品リサイクル事業で用途開発 |
報道記録の内容 |
廃棄物処理事業を幅広く展開する中特グループの中特ホールディングス(山口県周南市、橋本ふくみ社長、℡0834・26・0500)は、廃棄食品を餌にダチョウを飼育する食品リサイクルを実施する中、京都府立大学と共同でダチョウの卵からハウスダストに対する抗体を大量作製し、商品化に成功した。すでにスプレー剤を大手ドラッグストアで発売、アジア諸国での販売も予定している。
同社は、▽中国特殊▽吉本興業▽リライフ▽藤井興行――で構成するグループの統括会社。2012年、同県下松市のリサイクル工場でダチョウ7羽(メス5羽)の飼育を始めた。スーパーや飲食店から出る野菜くず等を餌とし、卵は菓子製造店に依頼してケーキなどに加工している。
研究によると、メスのダチョウにハウスダストアレルゲンを接種すると2週間後には体内で抗体がつくられる。血液を通じて卵の黄身に濃縮移行したものを大量に回収。アレルギー症状を持つ人に対し、高い抑制効果が確認できたという。
卵1個から精製できる抗体は約4㌘。ダチョウは年間約140個の卵を産み、寿命も約60年と長いため、安定した商品化が可能だ。同社はスプレー剤「アレプロテクト」(1980円、200㍉㍑)に続き、化粧品やマスク、空気清浄機などの販売も行う予定で、「『ごみ』から『新規有用素材』を創出する事業を通じて、食品リサイクルとダチョウ研究にも興味を持ってもらえれば」としている。
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関連URL |
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