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報道年月日 |
2014/07/10 |
報道機関名 |
中国新聞 |
会員名 |
山口県東部森林組合 ㈱ミツウロコ岩国発電所 中国電力㈱ 飯森木材㈱ |
タイトル |
「厄介者」の竹 燃料に 山口県など 中旬から発電実験 |
報道記録の内容 |
山口県と県森林組合連合会(山口市)は、スギやヒノキの成長を妨げるため「厄介者」扱いされている竹を活用したバイオマス発電を今月中旬から、県内2カ所で始める。ミツウロコ岩国発電所(岩国市)と中国電力新小野田発電所(山陽小野田市)でチップ状にした竹を燃料として使う。竹を活用した発電事業に本格的に取り組むのは県内で初めて。
竹を燃料にした発電には、木質バイオマス発電に取り組んでいる両発電所のほか、周南森林組合(周南市)やカルスト森林組合(美祢市)、飯森木材(宇部市)なども参加する。
周南市などに自生する竹を周南森林組合や飯森木材などが破砕機でチップ状に加工。2カ所の発電所に運び、各発電所がこれまで燃料としてきたスギなどの建築廃材のチップに5%程度を混ぜて燃料にする。
来年度は3400㌧の竹の活用を見込む。収集運搬や加工のコストを含めて採算性を検証する。
県によると、中山間地域が7割を占める県内には約1万2千㌶の竹林があり、タケノコの輸入拡大に伴って面積は広がりつつある。スギやヒノキよりも高く伸びて日光を遮るケースもあり、伐採と処理が課題となっていた。
来年度までの経費3億円は国が事業化に向けた実証実験費用として全額負担する。県農林水産政策課は「竹は再生するため、循環的な利用が可能。化石燃料に置き換えることで地球温暖化防止にもつながる」と2016年度からの事業化に意欲を見せる。
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