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報道記録
報道年月日 2008/03/05
報道機関名 中国新聞
会員名 トクヤマ
タイトル 省エネで世界一目指す
報道記録の内容 中国新聞 であい交差点 インタビュー
省エネで世界一目指す
トクヤマ徳山製造所長 白神誠一さん(60)

 総合化学メーカーのトクヤマ徳山製造所(周南市)が、国のエネルギー管理優良工場等表彰で最上位の経済産業大臣表彰に選ばれた。自家発電施設や製造装置の改善などで、消費エネルギーを原油換算で年間3万キロリットル削減した。白神誠一所長に、省エネの取り組みや今後の方針を聞いた。
(山瀬隆弘)

−どのような取り組みが評価されましたか。

 2004−06年に実現させたエネルギー使用の合理化が認められた。自家発電設備の出力システムを高度化。工場の稼働状況の変化に、従来はばらばらに対応していた全5基の発電設備を連動させ、電力や蒸気の出力で無駄をなくした。カセイソーダプラントでも、食塩を電気分解する技術を改良。セメントの焼成工程では、製品を冷却させる際に熱を回収し、加温への再利用を進めた。事務所の昼間消灯や空調の温度設定の適正化などは全従業員が努力してきた。

−投資額と効果はいかがですか。

 主要5事業への設備投資などに約90億円を投入し、原油換算で年間約3万キロリットルを削減した。ただ、製造所全体のエネルギー消費量は、年間約150万5千キロリットルに上る。当製造所のようなエネルギー多消費型の事業所では、省エネの工夫は永久に続く使命だ。既に、「乾いたぞうきんを絞る」感覚ではあるが、引き続き強化していく。

−さらなる省エネはどう進めますか。

 4月にも外部からコンサルタントを招き、取り組み方を指南してもらう。コンサルの導入は5年ぶりだ。採算が合わず5年前に採用を見送ったアイデアも、原油の高騰の影響や技術革新の進展などを受けて復活することもある。とにかく、従業員の間に広がる「限界」との意識を変えるよう、ハッパを掛けていく。

−省エネにこだわる理由は何ですか。

 成長戦略の重点項目に「環境とエネルギー」を掲げている。エネルギー使用量の削減は、環境負荷を低減させるだけでなく、自社にとっても大きなコスト削減になる。太陽電池向けの部品の開発に取り組むなど、顧客にも引き継がれていく貢献も強く意識している。目指すのは世界で1番の省エネ事業所。地球温暖化防止に向けた取り組みが、企業価値の向上に結びつくと確信している。
関連URL

(1)トクヤマHP(別ウィンドウ)

(2)大臣表彰受賞に関する公表資料(別ウィンドウ)

 
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