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報道年月日 |
2014/08/01 |
報道機関名 |
山口新聞 |
会員名 |
㈱トクヤマ徳山製造所 |
タイトル |
トクヤマは増収増益 |
報道記録の内容 |
周南市の総合化学メーカー、トクヤマは31日、2014年4~6月連結決算を発表した。セメントの販売数量増加や石油化学製品の価格是正により、売上高は前年同期比10.6%増の712億1500万円、営業利益は同79.9%増の55億7900万円、経常収益は同82.1%増の45億5300万円、当期純利益は同76.5%増の35億7500万円で、増収増益となった。
部門別にみると、化成品はカセイソーダの販売が堅調に推移、塩化ビニールの原料コストが上昇したが、アジア市況の改善で輸出価格が高値で推移したため、売上高は前年同月比7.4%増の226億9400万円、営業利益は同253%増の12億7800万円。
特殊品は、多結晶シリコンの太陽電池向けは利益を重視し、出荷を抑制したため減収となったが、半導体向けはスマートフォンなどの携帯端末向けが好調で、売上高は同8.3%増の111億4900万円、営業利益は同83%増の9億9200万円。
セメントは国内需要の回復基調が続き、売上高は同12%増の193億9600万円、営業利益は同10.9%増の14億7700万円。ライフアメニティーは医薬品原薬のジェネリック医薬品向け販売数量が増加、微多孔質フィルムの紙おむつ向けの販売が好調で、売上高は同11.4%増の140億1900万円、営業利益は同62.8%増の11億9200万円だった。
4月30日に発表した15年通期業績予想を修正し、売上高が0.8%減の3005億円、営業利益は12.1%増の185億円、経常利益は35%増の135億円、当期純利益は46.2%増の95億円とした。
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