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報道年月日 |
2014/08/02 |
報道機関名 |
読売新聞 |
会員名 |
中国電力㈱ |
タイトル |
県内業務用電力量減らず クールビズ10年実施率は上昇 取り組み継続大切 |
報道記録の内容 |
二酸化炭素(CO2)の削減や節電効果を狙い、2005年にスタートした「クールビズ」は今夏、10年目を迎えた。エアコンの設定温度を上げ、ノーネクタイやポロシャツなどで過ごす取り組みは、官公庁だけでなく、民間企業でも進んでいる。環境省の調査ではこの10年、クールビズの実施率が上昇するのと比例し、CO2の削減量も伸びている。一方で、中国電力によると、県内のオフィスビルなどで使われる電力量は必ずしも減っているとは言えない状況だという。
環境省によると、エアコンの温度設定を1度上げると、使用電力が30%前後削減される。CO2削減量はこれを前提とし、同省が無作為に調査した全国のクールビズ実施企業や団体数に掛け合わせて算出する。
同省国民生活対策室によると、企業や団体などでのクールビズ実施率は05年の30%台から上昇を続け、12年には前年の東日本大震災による国民的な機運の高まりなどから67%にまで上昇した。CO2の削減量も、05年の92万㌧に比べ、12年は220万㌧と大幅増。同室は「一定の効果を上げている」とする。
一方で、中国電力によると、県内のオフィスビルやショッピングセンター、市役所などの「業務用電力」の7、8月の消費量は、05年の約3億9200万㌔・㍗時に対し、10年は4億2600万㌔・㍗時と増加。11年は約4億700万キロ・㍗時、12年は約4億200万㌔・㍗時と一時、減少に転じたが、13年は再び4億1900万㌔・㍗時と増加した。全国でもほぼ同じ傾向という。
中国電力の広報担当者は「電力消費量は気温や景気状況などで大きく左右される。クールビズがどれだけ節電効果を上げているかを見るのは難しい」とする。環境省の担当者は、電力消費量が増えている現状について、「空調以外の電化製品の消費量も大きく、クールビズの効果が現れにくいのでは」と分析。「対策を取らなければ、さらに電力消費量は増えていた。今後も、地道な取り組みを続けることの大切さを呼びかけていきたい」と話した。 |
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