|
 |
|
売ります・買います・ 提供・受入・融資します情報 | イベント情報 | 環境法令情報等 | 掲示板 | 会員限定情報 |
 |
 |
 |
 |
 |
報道年月日 |
2014/08/04 |
報道機関名 |
循環経済新聞 |
会員名 |
東洋紡績㈱岩国事業所 |
タイトル |
東洋紡 VOC回収装置を開発 大風量の排ガスに対応可能 |
報道記録の内容 |
東洋紡は、活性炭素繊維吸着材「Kフィルター」を用いた窒素循環脱着方式の揮発性有機化合物(VOC)回収装置(KF装置)を開発し、販売を開始した。VOCを高品質の有機溶媒として回収でき、大風量の排気ガスにも対応可能なもの。有機溶媒の回収・再利用によるコスト削減や環境保全に貢献する。今後、水溶性有機媒体を多く使用するフィルム加工業者などに販売を進め、2017年には4億円の売り上げを目指す。
同装置には、独自に開発した活性炭素繊維吸着材「Kフィルター」を採用しており、排気ガスからVOCを95%以上除去できる。同社は1975年からKF装置を販売しており、国内外を含めると1300台の販売実績を持つ。このたび、新開発した窒素循環脱着方式KF装置は、さまざまな濃度の水溶性VOC(酢酸エチルやアルコールなど)に対応可能な仕様となっており、回収した有機溶媒に含まれる水の割合を8.5重量%以下に抑えた。
処理フローは、VOC排気ガスを吸着する「Kフィルター」吸着槽を2つ設けており、一方でVOCを吸着し、もう一方で吸着したVOCを有機溶媒として回収。回収ラインのND槽に用いる窒素ガスの温度を上下させ、吸脱着を行う。
同システムにより、VOC回収時、循環窒素ガスのVOC濃度を下げられ、回収後の吸着層のVOC除去性能を高く維持できるという。また「装置の大型化が容易なため、大風量の排気ガスの処理にも対応できる」としている。
|
関連URL |
|
|
|
|
|
 |
|
|
|
 |
 |
 |
|
|
 |
|