次回から自動ログイン

 
   
入会はこちらから
トップ
エコ市場の概要
活動案内
行政情報
報道記録
人材情報
リンク集
Q&A
個人情報の取扱い
お問い合わせ
会員情報
売ります・買います・提供・受入・融資します

やまぐちエコ市場事務局
山口県環境生活部廃棄物・リサイクル対策課
〒753-8501
山口県山口市滝町1番1号
TEL:083-933-2992
FAX:083-933-2999

いろいろ情報イベント情報環境法令情報等掲示板会員限定情報
売ります・買います・
提供・受入・融資します情報
イベント情報環境法令情報等掲示板会員限定情報
報道記録
報道年月日 2014/08/19
報道機関名 日本経済新聞
会員名 中国電力㈱
タイトル 豪で石炭権益取得 中国電、獲得競争で先手 長期購入も契約 発電コスト削減
報道記録の内容 中国電力がオーストラリアで炭鉱権益取得に踏み切った。国内電力会社による炭鉱の権益取得は珍しい。同社は火力発電が主要電源で、特に発電量の5割強を石炭火力に頼る。今後、世界的に石炭の獲得競争が激化するとみて、権益取得で先手を打った格好。石炭の長期購入と合わせて、自社の電力供給に欠かせない燃料を安定的に調達する狙いがある。
取得する権益は出光興産が100%を保有するボガブライ石炭鉱山についての10%。同時に、同鉱山から5年以上の長期にわたって石炭を購入する売買契約も締結した。迫谷章常務は権益取得のメリットについて、通常の長期売買契約に比べ「権利を確実に手に入れられる」と強調した。
特にボガブライの石炭は発熱量が比較的高く、効率的に発電できる品質。安く品質の低い石炭と混ぜて使うことも可能で「安い石炭をたける範囲が広がる」(迫谷常務)。コスト削減だけでなく電力の安定供給にもつながるというわけだ。
権益取得は配当収入の果実だけでなく義務も伴う。開発や生産費用の負担だ。中国電は7月に設立した現地法人に来春をめどに2人を常駐させ、炭鉱開発や生産計画にも関与させる方針だ。
資源の国際価格は変動が激しい。昨年度は1㌧100㌦だった石炭は今年度、70㌦台まで下落。中国電が4~6月期に黒字を確保した要因にもなった。新興国の経済活動が停滞すれば価格低迷も長引く可能性がある。半面、国際情勢次第では価格が急騰しかねない。
出光興産にとって中国電への権益売却と石炭の長期販売は、開発コストの分散によって先行きが不透明な炭鉱事業のリスクを減らす狙いがある。一方、中国電は長期購入で調達価格急騰の回避を目指す。炭鉱事業のリスクを引き受けつつ、安定調達のメリットを享受できるか。権益取得後のかじ取りが問われる。
▼ボガブライ石炭鉱山
オーストラリア東部のニューサウスウェールズ州に位置する。生産規模は540万㌧(2014年計画)と豪州では中規模。出光興産が開発を主導し、06年に生産を始めた。産出する石炭は歴青炭と呼ばれる種類で比較的品質が高い。
地表を削って超大型トラックなどで運び出す「露天掘り」のため、地上から掘った穴の途中から坑道を作る「坑内掘り」よりもコストが低い。現在生産能力を増強中で、今後はより高価な鉄鋼原料炭の生産も本格化する。15年の生産量は700万㌧になる見通しだ。

新小野田発電所 火災発生し停止 中国電、石炭搬送装置で

中国電力は新小野田発電所(山口県山陽小野田市、石炭火力、出力合計100万㌔㍗)が17日に運転を停止したと発表した。ボイラーに石炭を搬送するコンベヤーで火災が、発生、燃料となる石炭の供給ができなくなった。火災は18日の午前9時に鎮火したが、復旧の見通しは未定という。
火災の発生原因は現在調査を進めている。運転停止に伴う供給力の減少は100万㌔㍗。19日は最大需要を930万㌔㍗、供給力は最大1051万㌔㍗を見込む。中国電も「当面は安定供給できる見通し」とする。
ただ、今年7月25日に記録した今夏の需要ピークは1061万㌔㍗。先週は別の火力発電所でも不具合が発生した。天候次第で足元の需要が急増すれば、需給が逼迫する可能性もある。
関連URL
 
戻る
 
 
     
 
   
Copyright(C)2007.やまぐちエコ市場.All Rights Reserved. やまぐちエコ市場Webに掲載の全ての情報の転載を禁止します。