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報道年月日 |
2014/09/03 |
報道機関名 |
山口新聞 |
会員名 |
やまぐちエコ市場事務局 |
タイトル |
コンクリ舗装のマニュアル作成 石灰石の地産地消推進で県 |
報道記録の内容 |
県は、県内生産量が全国トップクラスを誇る石灰石の地産地消を推進するため、コンクリート舗装の普及に力を入れている。コンクリート舗装は耐久性が高くコスト低減にもつながるため、活用マニュアルを作成するなどして積極的な利用を促している。
コンクリート舗装は、アスファルトに比べて初期費用は高いが耐久性に優れ、維持管理費を含めたコストは低いという。工事から車の通行開始までに時間がかかることが課題だったが、セメント会社などでつくるセメント協会(東京)が新たな工法を開発するなど技術革新が進んでいる。
現状では、県内のコンクリート舗装道路の割合は2011年度の調査でわずか5.4%。明るさが必要なトンネル内やアスファルトの調達が難しい山間部、離島で限定的に使われてきた。
マニュアルは、コンクリート舗装の設計や工事に携わった経験のある職員が少ないことから、県土木建築部が作成。コンクリート舗装の特長や導入に際しての注意点などを解説し、ホームページで公開している。
コンクリートの原料となる石灰石の県内生産量は、2012年度に約1810万㌧で全国2位を誇る。アスファルトは原料のほぼ100%を輸入に頼っており、原材料を国内で調達できるコンクリート舗装は価格変動が少ない点も魅力という。
県は、昨年7月に策定したやまぐち産業戦略推進計画の「新たな地産地消開拓戦略」にコンクリート舗装の活用を掲げる。8月にセメント協会の舗装技術専門委員会の小梁川雅委員長(東京農大教授)らを招き、県や市町の職員を対象に講習会を開いた。
セメント協会は「これまで使わなかった場所にコンクリート舗装が導入されることで、需要拡大につながると期待している。今後も課題に対応する技術開発に取り組み、協会としても継続的に県に協力していきたい」としている。
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