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報道年月日 |
2014/10/01 |
報道機関名 |
毎日新聞 |
会員名 |
アボンコーポレーション株式会社 |
タイトル |
限りある資源を大切に 廃棄PCから七輪製造 金属リサイクル・鋳造業 代表取締役の松村さん |
報道記録の内容 |
廃棄されたパソコンに含まれる鉄を溶解し、金型に流し込んで昔ながらの七輪を作っているユニークな会社が防府市にある。同市牟礼今宿の金属リサイクル・鋳造業「アボンコーポレーション」。代表取締役の松村憲吾さん(39)は「限りある資源について考えてもらいたい」と事業に取り組む意義を語る。
松村さんの家系は、江戸時代の1821年から鋳造業を営んできた。松村さんはその技術を継承しながら、以前から関心のある地球環境に貢献できる仕事をしようと、7年前に同社を設立した。
七輪の製造は昨年12月から開始。県内の学校や役所などから回収した廃棄パソコンから鉄を取り出し、炉で溶かした後、祖父の会社で70年前に使われていた金型に流し込んで製造する。地下資源に頼らないもの作りを目指し、炉の燃料には木炭を使っている。
完成した七輪は「七福コンロ」の名で販売している。「100年以上使える」とPR。使えば使うほど自然にさびが定着、味わいや風合いが増すという。
パソコンなど暮らしに便利な機器の開発のため、レアメタルなど地下資源の採掘が活発化している。「地球の将来を見据え、リサイクルのあり方やライフスタイルを変えていかなければ」。七輪の製造にはそんなメッセージが込められている。
同社は現在、炉の排熱を利用し、間伐材で木炭を作る実験にも取り組んでいる。松村さんは「資源循環型社会の構築に結び付く事業を展開していきたい」と意気込んでいる。 |
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