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報道記録
報道年月日 2014/11/08
報道機関名 読売新聞
会員名 宇部興産㈱、東ソー㈱南陽事業所、㈱トクヤマ徳山製造所
タイトル 総合化学 決算で明暗 2社、減益や大幅赤字 9月中間
報道記録の内容 県内に拠点を置く総合化学メーカーの2014年9月中間決算は、東ソーが増収となる一方で、宇部興産は減収減益、トクヤマは大幅赤字となった。円安を追い風に輸出企業の業績回復が進む中、県内では主力部門の低迷や海外事業の停滞から抜け切れない大手企業の一進一退が続いている。
東ソーは円安で増収
■事業軒並み好調
東ソーの売上高は前年同期比5.0%(183億円)増の3839億円。ナフサなどの原料価格の上昇分を製品価格に転嫁したことに加え、円安によって輸出品の販売額が増える「為替差益」もあり、2年連続の増収となった。
事業別では「石油化学」が6.2%(68億円)増、苛性(かせい)ソーダなどの「クロル・アルカリ」が2.0%(27億円)増、「機能商品」は8.6%(62億円)増と、軒並み好調に推移した。
一方、南陽事業所爆発・火災事故(2011年11月)での受け取り保険金がなくなり、営業外収益は大幅に減少。この結果、税引き後利益は2.7%(4億円)減の137億円にとどまり、2年ぶりの減益となった。
通期の業績は、5月時点の予想に対し、売上高は据え置いたが、営業利益を40億円、税引き後利益を60億円それぞれ引き上げた。原燃料の値上がりや為替の円安基調が、さらに利益を押し上げるとみている。
■主力部門が低調
宇部興産の売上高は1.0%(31億円)減の3077億円と、2年ぶりに減収となった。主力のナイロン原料「カプロラクタム」の出荷量が、中国での競争激化やタイ、スペイン工場の定期修理による供給力低下で減ったことが主な要因だ。セメントなどの建設資材部門は堅調だったが、主力の落ち込みを補えなかった。
子会社「ウベボード」の解散などによる特別損失54億円も響き、税引き後利益は4500万円と1億円を下回った。3年連続の減益だが、「減益要因だった定期修理の影響が下期はなくなる」(久保田隆昌常務)などとし、通期では前期を1.5%上回る6600億円の売上高と前期並みの125億円の最終利益を見込む。
■赤字805億円
トクヤマは上場以来最大となる805億円の赤字を出す厳しい決算となった。要因はマレーシアの半導体向けシリコン工場で計画していた高純度製品が作れなかったこと。出荷の見通しが立たず、748億円の減損処理を含む計860億円の関連費用を特別損失に計上した。中間決算での赤字転落は2年ぶりだ。
これに伴い、通期の業績予想も、95億円の黒字から750億円の最終赤字に下方修正した。
大幅赤字を受け、配当は中間(前期実績は3円)、期末(同)ともに無配とした。無配転落の責任を取り、幸後和寿社長ら役員は月額報酬を20%返上し、臨時報酬も100~50%返上する。記者会見した中原毅取締役は「大きな赤字を出し、株主の皆様にご迷惑をおかけしました」と陳謝した。
売上高は前年同期比6.6%(88億円)増の1438億円。セメント、苛性ソーダの販売増や石油化学製品の価格上昇などで、2年連続の増収だった。
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