次回から自動ログイン

 
   
入会はこちらから
トップ
エコ市場の概要
活動案内
行政情報
報道記録
人材情報
リンク集
Q&A
個人情報の取扱い
お問い合わせ
会員情報
売ります・買います・提供・受入・融資します

やまぐちエコ市場事務局
山口県環境生活部廃棄物・リサイクル対策課
〒753-8501
山口県山口市滝町1番1号
TEL:083-933-2992
FAX:083-933-2999

いろいろ情報イベント情報環境法令情報等掲示板会員限定情報
売ります・買います・
提供・受入・融資します情報
イベント情報環境法令情報等掲示板会員限定情報
報道記録
報道年月日 2008/04/05
報道機関名 読売新聞
会員名 永岡鋼業
タイトル 仕事人 ニーズに応じて開発 永岡鋼業社長
報道記録の内容 仕事人
ニーズに応じて開発
永岡鋼業社長 永岡栄之さん(64)

 ステンレス製鋼材の製造、加工を中心に事業展開する永岡鋼業(光市浅江)は自動車用ワイパーに使うステンレス部品の国内占有率40%超を誇る。独自技術による「オンリーワン企業」の永岡社長に事業内容や今後の展望などを聞いた。
(網本健二郎)

−会社と事業の内容を教えてください。

 当社はステンレス鋼線を中心に製造する総合線材の2次製品メーカーです。創業は1944年3月。光、下松両市に計3つの工場があります。製造品目は、くぎやネジなどの原料として使われるステンレス鋼線や、その断面を三角形や平らに加工したステンレス異形線など大きく5つに分類できます。ステンレス異形線から作る自動車用ワイパーのゴム部分を支えるバーティブラと呼ばれる部品は、国内占有率が40%以上あります。最近ではメーカーのニーズに応じた製品開発に努めたこともあり、生産量は増加傾向にあります。

−占有率を拡大する過程は大変でしたか。

 バーティブラの生産は91年から。長さが8〜10キロあるステンレス異形線を、ワイパーの長さに合わせて切断するのですが、そのゆがみの許容範囲は1ミリ以内。それ以上あると不良品の扱いになります。
 光ファイバー網敷設に必要なアルミ異形線製品の製造技術を持つ数少ないメーカーだったこともあり、取引先の依頼で生産を始めました。当初はステンレス用の異形線の製造設備やノウハウがなく、1年ほどは苦労しましたが、不良品を出さない技術力が認められ、注文数は徐々に増え、今日に至っています。

−今後の展望や戦略を聞かせてください。

 大企業のように自社開発が盛んでないため、開発のヒントになるような情報を得ることが何より大切です。特に取引先との間で過去の成功体験に基づく信頼関係があれば、「あそこに頼めば何とかしてくれる」と依頼が舞い込み、私たち中小企業は「やってみましょう」と前向きに応えていく。こうした関係の連続が必要なのだと思います。
 数年先を見越して、何かの開発を進めているわけではありません。取引先からの依頼で初めて開発に着手し、一歩、一歩地道に取り組んできた結果が、今日につながっているのです。今後については、バーティブラのような付加価値の高い製品の製造比率を高め、収益アップに努めたいと考えています。

【永岡鋼業社長 永岡栄之さん(64)】
 1943年11月生まれ。大分県豊後高田市出身。工学博士。京都大工学部金属加工学科修士課程修了後、石川島播磨重工業(現IHI)に入社。87年に永岡鋼業に移り、95年から現職。趣味はテニス、ゴルフ、絵画鑑賞など。健康法は1日1万歩以上歩くこと。
関連URL

(1)永岡鋼業HP(別ウィンドウ)

 
戻る
 
 
     
 
   
Copyright(C)2007.やまぐちエコ市場.All Rights Reserved. やまぐちエコ市場Webに掲載の全ての情報の転載を禁止します。