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報道記録
報道年月日 2008/04/10
報道機関名 日本経済新聞
会員名 宇部興産
タイトル 宇部興産、産廃処理設備を増強・宇部など3工場
報道記録の内容 宇部興産 産廃処理設備を増強
宇部など3工場 高難度受入
売上高11年度170億円に

 宇部興産は宇部(山口県宇部市)、伊佐(美祢市)、苅田(福岡県苅田町)の3つのセメント工場で産業廃棄物の処理設備を増強し、関東地区からの収集体制を強化する。処理が難しく処理料の高い産廃の受け入れを増やし、自治体などからの廃棄物処理関連売上高を現在の130億円から2011年度には170億円程度に引き上げる。産廃の一部は燃料に活用できるため、燃料高によるセメント製造のコスト上昇に対応する狙いもある。

 3工場の年間セメント生産量は約850万トン。現在、約365万トンの産業廃棄物を処理して粘度やケイ石などを抽出。セメントの代替物として約200万トンを原料に、約55万トンを燃料に使用している。
 しかし、処理が簡単な産業廃棄物は燃料高の影響などで需要が逼迫(ひっぱく)してきている。このため3工場の処理設備を、形が複雑で様々な素材が混じった建設廃材や、塩素を多く含む都市ごみ焼却灰、水分を多く含む汚泥など、従来、処理が難しく引き取れなかった廃棄物に対応できるよう増強する。
 伊佐工場では、廃プラスチック処理能力を4万トンから7万トンに増強。処理の難しい塩素除去装置の能力も3倍に増強して来年初めに稼働させる。宇部工場では来年、建設汚泥置き場を増強する。
 苅田工場では、埋め立て灰やバイオマス灰受け入れ設備を増強するほか、ビニールシートなど破砕が難しい品に対応した設備や、都市ごみ焼却灰処理設備も年間2万トン規模で増強し順次、稼働させる。3工場とも廃棄物に含まれる異物に、より高度に対応できるようにする。
 廃棄物収集では岡山市やJR貨物と共同開発したコンテナで下水汚泥の輸送を実施しているほか、愛知県以東の関東からは建設現場の発生土などをばら積み船で輸送する体制なども強化する。
 セメント製造工程の燃焼温度はセ氏1450度で、ダイオキシンが分解する同800度よりはるかに高く、廃棄物の最終処分場としてのニーズは高い。様々な廃棄物に対応する体制を強化することで、処理事業をさらに拡大する計画だ。

関連URL

(1)日本経済新聞HP(別ウィンドウ)

(2)宇部興産HP(別ウィンドウ)

 
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