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報道記録
報道年月日 2008/04/17
報道機関名 日本経済新聞
会員名 カワノ工業
タイトル 間伐材でエコ魚礁
報道記録の内容 間伐材でエコ魚礁
高い集魚効果 耐久性、20年以上

 コンクリート製品メーカーのカワノ工業(山口県柳井市、河野通晴社長)は、間伐した竹を活用した魚礁を開発した。人工素材の魚礁に比べ、有機物である竹の集魚効果が高いことが特長だ。中国・九州地方は全国有数の竹林面積を持ち、竹の繁茂による森林荒廃に悩んでいる。放置竹林対策にも効果が見込めることを強調し、各地の自治体などへの納入を目指す。

 同社は、海草や藻の生育を促進する鉄イオンを含んだ魚礁の実証実験も進めており、磯焼け対策に有効な製品の開発も急ぐ。
 同社が開発し特許出願中の魚礁は、2メートル四方の間伐竹をコンクリートで固定したもの。価格は1基10万円。
 コンクリートの素材には、ゴミ焼却後に残る灰を加熱した「溶融スラグ」を利用。「環境に優しい商品づくりを極めることができた」(河野社長)という。
 離島漁業再生支援事業を進める山口県周南市が初めて購入し、3月末に同市の沖合約10キロの離島、大津島の沿岸に16基設置した。同市はサザエ、アワビなどの種苗放流も行っており、新たな沿岸漁場の造成を期待している。
 同社は3年前からコンクリートの底板に竹を固定した魚礁を水深10メートル前後の海底に設置し、集魚効果などを調査してきた。その結果、竹にけい藻、フジツボなどが付着し、メバルやアジなどの幼魚が多数集まる効果を確認した。
 円すい形、立方体、上部にコンクリートの板のない剣山型など複数の種類の魚礁を設置し、耐久性や海底での安定性などの性能も比較。この調査では、素材は径の太いモウソウチク、形は上下をコンクリートで固定した立方体のオリ状の魚礁が集魚性能に優れることも分かった。
 従来の魚礁は、間伐木材やコンクリート、鉄骨、セラミック製の筒を組み合わせるのが一般的。木材製は数年で腐食するなど耐久性に問題があり、人工素材は稚魚や小魚の生育環境に劣る課題があったという。
関連URL

(1)日本経済新聞HP(別ウィンドウ)

(2)カワノ工業HP(別ウィンドウ)

 
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