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報道年月日 |
2015/01/16 |
報道機関名 |
宇部日報 |
会員名 |
セントラル硝子㈱宇部工場 |
タイトル |
セントラル硝子宇部工場 2017年操業、70億円超投資 発泡ガス製造、波及効果期待 |
報道記録の内容 |
セントラル硝子(皿澤修一社長)は、次世代低GWP発泡剤の製造工場を宇部工場の敷地内に新設する。総事業費は約70億円強という大型投資で、2017年1月の操業開始を見込む。本格製造する発泡ガス(フルオロカーボン)は、ビルやマンション、大型冷蔵庫の断熱材向けなど幅広い用途があり、地球温暖化に与える影響を既存製品の1000分の1に抑えられるという。川崎工場で生産しているが、今後の需要拡大に対応するため、同社発祥の地に拠点を設ける。
セントラルエンジニアリング横にあるソーダ灰関連の製品置き場などの敷地約1万6000平方㍍にプラント(操作、製造、除害など)を建設する。次世代低GWP発泡剤は、同社が12年11月に世界に先駆けて商業生産した代替フロンガスで、断熱性や難燃性、施工性などの要求品質を満たしながら環境負荷の軽減を実現させた。世界的な市場規模は約3万㌧。川崎工場の2~3倍の生産能力を持たせることにより、年間数十億円の売上高増につながるとしている。
GWPとは二酸化炭素(CO2)を基準にして、他の温室効果ガスがどれだけ温暖化する能力があるかを表す「地球温暖化係数」。
皿澤社長は「操業の地で明るい話ができるのはうれしい。5月末をもって宇部工場でのソーダ灰および関連製品の生産を停止するが、新プラントはこれを補って余りある。当社の売り上げはガラス事業の方が多いが、将来にわたって明るい展望があるかは分からず、どこかに活路を見いださなければならない。今後の化学分野の主力として育て、新規材料の開発と事業化に取り組み、真に豊かな社会の実現に貢献していきたい」と進出にかける思いを語った。
進出協定の調印式は15日、県庁であり、皿澤社長と宇部市の久保田后子市長が文書を交わした。立会人を務めた村岡嗣政知事も県勢振興や今後の展開に期待を寄せた。 |
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