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報道年月日	2008/04/24
報道機関名	山口新聞
会員名	帝人岩国事業所
タイトル	帝人岩国　新事業創出へ新拠点　先端技術開発センター開所
報道記録の内容	帝人岩国新事業創出へ新拠点先端技術開発センター開所　帝人(長島徹社長)が、岩国市日の出町の岩国事業所内に約５０億円を投じて建設していた新事業開発の新たな拠点「先端技術開発センター」が完成。23日に焼く７０人が出席して開所式があり、神事のあと長島社長、来賓の二井関成知事、福田良彦岩国市長らがテープカットして開所を祝った。　先端技術開発ゼンターは、帝人グループの新規開発技術の事業化に向けた拠点として位置付けられ、従来の研究所の成果を製品化するプロジェクト推進拠点として開設。また、外部からの新技術などと融合させるオープンラボとして、取引先との共同開発や大学との連携を通じ新規事業創出を加速させる狙いもある。　具体的な開発内容は、バイオプラスチック、新規炭素材料、水処理技術、次世代電子材料、機能性ナノ材料、ナノ複合材料など。　岩国事業所内の敷地約２万平方ﾒｰﾄﾙに、鉄筋コンクリート３階建ての研究実験棟１棟とプラント棟３棟を建設。建物面積は延べ約１万１千平方ﾒｰﾄﾙで、開発スタッフは松村俊一センター長ら約180人。　テープカット後、長島社長は「2005年から計画し、ようやく開所式を迎えられた。これからの研究、技術開発が帝人グループの10年、20年先の新しい事業創出の元になる。中身を充実させ、技術開発センターとしての役割を果たしていきたい」と述べた。　岩国事業所内に1952年開設された先端技術研究所が老朽化。一時、移転の方向で検討された経緯があるが、長島社長は「岩国のほか３カ所の候補地があったが、県、市の熱心な誘いもあり、将来、民間空港開設を含めて大阪、東京からの接点が容易になることも期待して、岩国にした」と話した。
関連URL	(1)帝人ＨＰ(別ウィンドウ) (2)山口新聞ＨＰ(別ウィンドウ)

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