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報道年月日 |
2015/02/06 |
報道機関名 |
山口新聞 |
会員名 |
アボンコーポレーション㈱ |
タイトル |
キュポラのある町 |
報道記録の内容 |
前回の投稿を読んだ方から「キュポラって何?」とご質問があったので、今回は私の設計したバイオマス循環型熱風キュポラについて記述する。題名でピンときた方もいるだろう。そう、昭和37年に封切られた吉永小百合さん出演の映画「キューポラのある街」を捩(もじ)ってみた。
キュポラとは立型の円筒状の形をしたもので、送風機で風を送り込み、コークスという燃料を熱して鉄を溶かす炉の名称である。現在ではキュポラで操業する鋳物工場も減り、電気炉での操業が主になっている。
そんな業界の中、私はあえてこのキュポラにこだわり、自然豊かな徳地町に設置した。構想では間伐材を利用した木炭で鉄を溶かし、その際にキュポラ上部から放出する排熱を利用して次回の溶解燃料になる木炭を製造するというものだ。実際には木炭100%で鉄を溶解するまでに至っていないが、成功すれば地下資源に頼らないモノづくりが実現できる。コークスのない時代には木炭で鉄を溶かしていたという。その方法も祖父から聞いているので出来ないはずはない。
最終的には自然エネルギーを利用して送風機を動かし、持続可能な社会を実現するために必要な製品を世の中に提供していきたいと考えている。まだまだ完成には課題を残しているが、粘り強く挑戦していこうと思う。
(防府市、アボンコーポレーション代表取締役 松村 憲吾) |
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