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報道年月日 |
2015/02/14 |
報道機関名 |
日本経済新聞 |
会員名 |
西京銀行 |
タイトル |
ストーブ燃料に木質ペレット 排出枠 地域への提供拡大 西京銀など、CO2削減 山口の林業振興も狙う |
報道記録の内容 |
西京銀行(山口県周南市)は木質ペレット推進協議会山口支部(山口市)などと組んで環境保全事業に取り組む。石油など化石燃料の代わりに山口県産の木質ペレットをストーブで燃やすことで得られる二酸化炭素(CO2)の「排出枠」を同支部から購入。CO2を出す地域のイベントなどに無償で提供する。ペレットストーブで地域のエネルギー循環につなげる珍しい試みだ。
木は成長の際にCO2を吸収するため、燃やしてもCO2を排出したと見なされない「カーボン・ニュートラル」と位置付けられている。暖房にペレットストーブを使えば化石燃料を燃やしてCO2を排出せずに済むため、その分を削減量と見なすことができる。
協議会山口支部は山口県内のペレットストーブ利用者でつくる「やまぐちペレットクラブ」がストーブ使用で確保したCO2削減量を集計。排出枠として西京銀に売る。価格は交渉して決めるが1㌧当たり1万~10万円程度になる見込みだ。
ペレットクラブの会員数は現在24人で、同協議会山口支部は「100人まで増やしたい」という。100人になった場合、年間50㌧のCO2排出量を削減できると試算している。同支部は代金でペレットを購入し、会員に還元する。
ペレットの価格は10㌔で450円程度。排出枠が1㌧1万円で売れた場合、計50万円の代金が手に入り、100人の会員が使うペレット数日分をまかなえる。
同排出枠は国の「J―クレジット制度」の認証を受けている。木質ペレットストーブの使用でJ―クレジットが認証されるのは、中国地方では初めてという。
ペレットは山口県森林組合連合会が製造しており、ペレットの活用促進は林業支援にもつながる。
排出枠は2020年度までに西京銀が購入する。西京銀はこれまで4年連続で県内商業施設が省エネで創出した排出枠を購入、徳山商工会議所(山口県周南市)が開く「周南冬のツリーまつり」向けに提供してきた。ペレットストーブ利用に伴う排出枠も同様の地域イベントなどに提供する方針だ。
西京銀は排出枠の橋渡しなど環境保全活動を強化することで、地域での存在感を高める。 |
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