|
 |
|
売ります・買います・ 提供・受入・融資します情報 | イベント情報 | 環境法令情報等 | 掲示板 | 会員限定情報 |
 |
 |
 |
 |
 |
報道年月日 |
2015/03/04 |
報道機関名 |
毎日新聞 |
会員名 |
新日鐵住金㈱ 大分製鐵所 光鋼管部 |
タイトル |
新日鉄住金 小倉の高炉休止へ 18年度末 190人の雇用維持 |
報道記録の内容 |
国内鉄鋼最大手の新日鉄住金は3日、八幡製鉄所(北九州市)小倉地区の高炉1基を2018年度末をめどに休止することなどを盛り込んだ中期経営計画(15~17年度)を発表した。同製鉄所の高炉は戸畑地区の1基のみとなり、この高炉の稼働率を上げるなどして競争力を高める狙い。小倉地区は旧住友金属工業の小倉製鉄所が前身。影響を受ける従業員約190人は、製鉄所内の配置転換などにより雇用は維持する方針。
高炉は鉄鉱石から銑鉄を取り出す、鉄鋼会社の主要設備。12年10月に旧新日鉄と旧住友金属が合併した後、高炉休止を発表するのは、15年度末をめどに休止する君津製鉄所(千葉県君津市)の1基に次ぎ2基目。両高炉の休止で新日鉄住金の高炉は全国の7製鉄所で12基となる。
小倉地区では、自動車向けの特殊鋼を生産している。高炉休止後は戸畑地区の高炉で鋼材原料を増産して、新たに敷設する専用鉄道を使って小倉に輸送し、特殊鋼の生産は継続する。
休止する小倉第2高炉は住金小倉時代の02年、21年ぶりに改修したが、現在稼働中の新日鉄住金の高炉14基の中では最も小規模な設備だ。一方、増産体制に入る戸畑第4高炉は、約340億円を投じた大規模改修を経て、14年4月に稼働開始した。合併時は、旧新日鉄の八幡と旧住金の小倉の両製鉄所が、直線距離で約3㌔、新日鉄住金では唯一同じ自治体にあることから、経営効率化を掲げた合併に、どのような効果を上げられるのかが注目されていた。
中期計画は、海外メーカーとの競争が激化する中、現行の中期計画(13~15年度)がおおむね達成見込みとなったことから、新たな目標として策定。17年度までの3年間で国内で計約1兆3500億円の設備投資(13~14年度は約7000億円)を行うほか、新日鉄住金単体でこれまでの約2倍となる年間1300人(同700人)を採用するなど、攻めの態勢作りを進める。昨年発生した名古屋製鉄所(愛知県東海市)での火災など相次ぐトラブルを受け、老朽化設備の更新を進めるほか、若い社員を育成する。 |
関連URL |
|
|
|
|
|
 |
|
|
|
 |
 |
 |
|
|
 |
|