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報道年月日 |
2015/03/05 |
報道機関名 |
中国新聞 |
会員名 |
中国電力㈱ |
タイトル |
中電・広ガス 海田に火電 石炭と木質バイオマス混焼 17年以降稼働目指す |
報道記録の内容 |
中国電力と広島ガス(広島市南区)は4日、広島県海田町にある広ガス旧海田工場跡地に石炭と木質バイオマスの混焼発電所の建設を検討すると発表した。2017年度以降に稼働を目指す。16年4月に電力小売事業の全面自由化を控え、地元のエネルギー企業同士が協力して新たな収益減にする狙いだ。
地元の電力、ガス会社が発電事業で協力するのは全国でも珍しい。具体的に、両者がどの程度の資金を出し、発電所を建設するのかは決まっていない。まずは広ガスが主体となって気候への影響などを調べ、16年度中に県条例に基づく環境影響評価書を県に届け出る方針だ。
発電所の建設には、跡地約15万平方㍍のうち約4万平方㍍を活用する。出力は10万㌔㍗級。木材は広島県産の間伐材などを使う。
中電はすでに新小野田(山陽小野田市)と三隅(浜田市)の両石炭火力発電所で混焼発電を導入。防府市でも18年稼働に向けて、産業ガス大手エア・ウォーター(大阪市)と共同で新会社を設立した。既存施設は燃料全体の木材の使用比率が2%程度。今回の発電所は2桁台に高め、二酸化炭素(CO2)の排出削減につなげる。
広ガスは売電事業を拡大する考え。呉市の自社工場跡地などで太陽光発電をしているが、本格的な発電は初めて。4月1日付で綜合エネルギープロジェクト室を設け、電力事業への本格参入を検討する。
中電と広ガスはこれまでも、液化天然ガス(LNG)の調達や天然ガスのパイプライン会社への共同出資などで協力してきた。今回は広ガスが中電に呼び掛け、昨年8月から協議してきた。
この日、広島市中区の中電本社で記者会見があり、中電の講武寛之経営企画部門マネージャーは「再生可能エネルギーの普及と収益の確保になる」と説明。広ガスの尾崎浩一総合エネルギー推進担当課長は「総合エネルギー企業になり、持続的な発展を目指す」と強調した。 |
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