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報道記録
報道年月日 2015/03/23
報道機関名 循環経済新聞
会員名 中国特殊㈱
タイトル 欧米に対抗、6社業務提携 グローバルに静脈産業を展開 リサイクルメジャー形成へ
報道記録の内容 スズトクホールディングス(東京・千代田、伊藤清社長)、エンビプロ・ホールディングス(静岡県富士宮市、佐野富和社長)、イボキン(兵庫県たつの市、高橋克美社長)、やまたけ(東京・足立、山口章社長)、中特ホールディングス(山口県周南市、橋本ふくみ社長)、マテック(北海道帯広市、杉山博康社長)の6社は3月13日付で包括業務提携を締結した。スズトクHDの鈴木孝雄会長は「欧米の巨大企業と対抗できるリサイクルメジャーを日本で形成し、アジアを中心としたグローバルな事業展開を目指す」としている。
資源リサイクルを手掛けるスズトクHDとエンビプロHDは昨年12月12日付で2社間の包括業務提携を締結。今回新たに資源リサイクル業者3社、廃棄物処理業者1社が提携に加わった。各社の保有する経営資源を最大限に活用するため、役員が集い、営業面や技術ノウハウ、コンプライアンスなどについて協議する会議を定期的に開催する。既存事業を成長させるとともに独自技術や新たなビジネスモデルの確立を図る。
参加企業6社合計の事業所数は59拠点、営業エリアは全国3分の1にあたる。売上高は1254億円。鉄スクラップの扱い量は200万㌧を超え、米国の鉄スクラップ業者の10位の規模に匹敵する。
今後も理念に賛同するリサイクル業者や廃棄物処理業者の参加を積極的に受け入れる。静脈産業に携わる各分野・各地域の事業者との提携を進め、全国どのエリアでも高品質のサービスを提供できるようにする。5年後の提携企業合計の売上高は2000億円を見込んでいる。
日本だけでなく、東南アジアや西アジアをはじめとするアジア圏での事業も促進する。さまざまな特色を持つ企業を集約化し、リサイクルメジャーの形にすることで、国際的な競争力を高めていく。
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