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報道年月日 |
2015/04/09 |
報道機関名 |
日本経済新聞 |
会員名 |
マツダ(株) 防府工場 |
タイトル |
〈ポイントインタビュー〉マツダ執行役員 福原 和幸氏 新車の今年度販売は 増税先送りやSUV寄与 |
報道記録の内容 |
マツダの2014年度の国内販売は約22万5千台と前の年度と比べ7.8%減った。メキシコ工場の稼働など海外生産が増え日本からの輸出が減少傾向にあるなか、国内販売の増減が本社工場(広島市)、防府工場(山口県防府市)での生産に与える影響が大きくなっている。国内営業担当の福原和幸執行役員に15年度の見通しを聞いた。
――14年度の国内販売の状況をどう総括しますか。
「消費増税の駆け込み需要の反動があった前半は苦しかった。9月に全面改良した小型車『デミオ』を発売し、大幅改良した多目的スポーツ車(SUV)『CX―5』なども投入した。下期(14年10月~15年3月)は前年同期を上回った。駆け込み需要のあった13年度下期を超えたのは意味あることだったと考えている」
「12年に発売したCX―5は受注に生産が追いつかず納期が大幅に遅れるなど顧客に
迷惑をかけた。デミオでは販売が計画を上回っても、生産側で対応できるよう事前に話し合ってきた。販売は好調だが、1カ月くらいで納車できている」
――15年度の国内販売の状況をどうみていますか。
「日本自動車工業会の予測では15年度の国内需要は5.4%減の499万台だ。外部環境は楽観していない。ただ、足元の経済指標はよく、消費税率10%引き上げの先送りもプラスに働くとみている」
「デミオや小型SUVの『CX―3』も年間を通して寄与する。CX―3の投入で店舗への来客が増えて、より大きなCX―5やコンパクトなデミオを検討するといった客もおり相乗効果が出ている。国内販売は前期より大きく伸ばしたい」
――全販売車両に占めるディーゼルエンジン車の比率が2月に5割を超えました。
「ディーゼルの普及はマツダが一番力を入れてきたことだ。『マツダ=クリーンディーゼル』という認知は、この1年で大きく上がっている」
「発売した当初は環境性能で注目されたが、マツダが提案する『走る歓び(よろこび)』を実現できる技術としても、消費者に理解されてきている。今期は間違いなく年度を通してディーゼル車の比率が5割を超えるだろう」
――4月からエコカー減税の基準が変わり、通常のガソリン車を中心に免税対象が減りました。販売に響きますか。
「ガソリン車の一部は厳しいが、ディーゼル車が5割を超えたため影響は少ないと考えている。クリーンディーゼルは伸びているとはいえ、まだ国内販売の2%。伸びる余地はまだまだある」
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