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報道記録
報道年月日 2015/04/18
報道機関名 日本経済新聞
会員名 エコ市場事務局
タイトル セメント輸出、高値決着 アジア向け インフラ需要堅調
報道記録の内容 宇部三菱セメントなど国内大手セメントメーカーと、アジアの実需家との間で進めていた2015年度のセメント輸出価格交渉は、14年度とほぼ同水準の高値で決着した。アジアではインフラ向けのセメント需要が堅調に推移しており輸出量も増勢。15年度の日本全体の輸出量は14年度比で5%増える見通しだ。
今年度輸出量、5%増予測
輸出価格は宇部三菱を始め、太平洋セメント、住友大阪セメントの大手3社が中心となり、毎春に年度契約(一部は年契約)交渉を行う。今年度は1トン40~45ドル程度(本船渡し)で決着。14年度比で上値が1ドル上昇したが、価格水準は14年度並みだ。価格は10年以降上昇傾向にある。
高値決着の原因はアジアの堅調な需要だ。日本はセメント生産量の15%前後を輸出に回している。アジアでは道路や港湾整備などインフラ投資が活発になっており、需要が拡大している。
特に香港では地下鉄や高速鉄道など向けが伸びている。シンガポールでは高速道路の建設が目立ち出荷が好調という。
現地の生コンクリート業者や商社などのアジアの買い手は当初、自国通貨がドルに対して下落し、輸入価格が割高になるため値下げを求めた。しかし、日本勢が強気の販売姿勢で押し切った。
日本産のセメントはアジアで人気が高い。日本産はコンクリートにしたときにひび割れしにくい点が新興国で評価されている。アジアの実需家は日本産を主力調達品に位置づけており、関係維持のためにも値下げ要求を取り下げたようだ。
アジアの堅調な需要を受けて輸出量も増勢だ。セメント協会によると、14年度のセメント輸出量は13年度比1割強多い950万トンになったもよう。15年度は1000万トンに達する見通しだ。
メーカーにとって輸出は内需が不振の際に増やす「需給調整弁」的な側面もある。ただ、最近は円安・ドル高で輸出の手取り収入が増加しており、「収益性は国内出荷に近づいている」(宇部三菱セメント)という。

セメント、内需は低迷 14年度4%減
日本のセメント需要は低迷している。セメント協会(東京・中央)によると、2014年度の内需は13年度比4%減の4600万トンになったもようだ。前年度比マイナスは4年ぶりだ。
落ち込みの背景は現場作業員の不足で建設工事が停滞していたり、工事でセメントの使用が少ない工法にシフトしたりしていることがある。
官需と民需ともに振るわない。東北の復興需要では用地買収に手間取っていることもあり、工事が始められないケースがある。「消費増税の影響でマンションなど住宅投資の落ち込みが予想外に大きかった」(住友大阪セメント)ことも響いている。
セメント協会では、15年度の内需は14年度並みの4600万トン見込んでいる。ただ、15年度の出足は「天候不順もあって出荷は低迷した状態が続いている」(大手セメントメーカー)という。内需の不振が続く可能性がある。
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