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報道年月日	2008/06/21
報道機関名	日本経済新聞
会員名	フジミツ
タイトル	フジミツ、介護施設向け食品開拓　魚すり身にＤＨＡ配合
報道記録の内容	水産練り製品で西日本最大手のフジミツ（山口県長門市、藤田雅史社長）は、魚肉すり身を健康機能性食品に特殊加工する技術を、独立行政法人水産総合研究センターなどと共同開発した。今秋から介護医療分野を中心に市場を開拓し、5年後に約13億円の売り上げを見込む。　魚肉すり身は品薄が続き値上げが相次いでいるが、機能性食品は同重量で比較すると価格は5―6倍になる。水産資源の確保が厳しさを増す中、高付加価値食品分野への進出で活路を開く。　フジミツは水産総合研究センター中央水産研究所が開発した特許技術を独立行政法人水産大学校、食品機械メーカーのヤナギヤ（宇部市、柳屋芳雄社長）と共同で量産可能に実用化した。　特許は魚油に多く含まれ血液を改善するなどの効能があるエイコサペンタエン酸（ＥＰＡ）、ドコサヘキサエン酸（ＤＨＡ）を、10マイクロ（マイクロは100万分の1）以下の微小粒子にして水と混ぜ合わせ高タンパクの乳化すり身にする技術で、酸化を防ぎ魚臭さを抑える。原料の幅が広がり、加工の自由度も上がる。
関連URL	(1)日本経済新聞HP(別ウィンドウ) (2)フジミツHP(別ウィンドウ)

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